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チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

シーズンオフの静かな地中海リゾート地を堪能しながら、エキゾチックなメディナ(旧市街)の路地裏を歩いてアラブ文化に触れ、古代都市の面影を残す世界遺産を巡る ☆北アフリカ チュニジアへの一人旅です。

チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

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チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

          プロローグ

  今回の旅行のきっかけをつくったのは、FBで友人となったチュニジア人が投稿した14枚の「美しいチュニジアの風景写真」を見たからだ。
  チュニジアへの旅を計画した時は元気だったのに、その後、突然の体調不良でドクターストップにもなりかねない状況の中、なんとか医師の許可だけは取り付けた。
 しかし、現在なお治安が不安定なチュニジアへの渡航は家族が猛反対。3年前、「もう先が短いんだから行ってきなよ」と、こころよく?モロッコ行きを勧めた息子でさえ、「そんな身体で行くのは絶対許さない!」と、手厳しい。
 「お父さん、どうしても行きたいのなら別に大きな保険を掛けること!カード付帯の保険だけではダメだからね!」
 そう言って、サッサとネットで保険を掛けてしまった。なんと手際の良さ!万一の時、どれだけ保険が下りるか、確認している息子の真意が知りたい。

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チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

チュニス・カルタゴ国際空港

 夜、成田を出てドバイまで12時間、ドバイからチュニスまで7時間20分。やっとチュニス・カルタゴ空港に到着した。ここで、国内線のチュニスエアーエクスプレスに乗り継ぎ、ジェルバ島まで約1時間。飛行時間だけでも実に20時間以上かかることになる。

 乗り継ぎの約2時間を利用して、まず両替をする。そしてSIMフリーのPadが使えるようにチュニジア・テレコムのブースへ行ってSIMを購入し、使えるようにしてもらった。
 受付のお姉さんはとっても親切に応対してくれたが、フランス語だったのでほとんどわからず。それでも何とかなったので一安心だ。
 SIMは一ヶ月有効のもので2GBまで使える。料金は20TD(約1200円)で、少しチャージされているのですぐに使えた。
 

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ジェルバ・ザージス国際空港

 チュニジアの東の海岸に沿って南下するること約1時間、飛行機はジェルバ島のジェルバ・サージス空港に到着した。
 この空港は、年間を通してヨーロッパの都市から直接乗り入れられている。夏のハイシーズンになると、ヨーロッパの各都市からチャーター便が数多く運行されるという。

 オフシーズンのためか、乗降客は観光客よりも地元の人たちが多いようで、空港からはタクシーや迎えの車でサッサと消えてしまった。
 残っている客待ちの怪しげなタクシーは避け、やっと来たタクシーをつかまえてフームスークまで行ってもらったが、「メーター!」(地元ではメタ)と言わないと、メーターを倒さずに走ろうとするから要注意だ。
 

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フームスーク

 フームスークは思っていたよりも大きくてにぎやかな街だった。観光案内所に行きたかったのだが通じず、ひときわにぎやかな広場で降ろされた。
 観光案内所を尋ねながら、ひとまずぶらぶら歩くことにした。広場の一角では陶器屋さんが色とりどりの変わった形の器を所狭しとばかり広げていた。珍しい形に興味がわく。

 この街はリゾートの観光客が多い街と聞いていたが、私が見る限り観光客らしい人は見当たらなかった。やはりオフシーズンのためなのか?
 そのかわり、路上には客待ちしている黄色いタクシーが何と多いことか。きっとヒマなんだなあ。
 

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フームスーク

 広場から少し歩いたところに観光案内所はあった。案内所では数人の人たちがいてそのうちの女性のスタッフが、「ボンジュール!」と歓迎しながら応対に出てくれた。

 私が、ジェルバ島の観光地図をいただきたいと言うと、片言の英語とあとはフランス語で何やら説明しはじめた。
 要は、ジェルバ島のおもな観光スポットについて説明してくれているのだが、やはり詳しいことまではわからない。
 だいたい自分の行きたいところは決めているので、観光地図を貰うと(有料でした)早々に引き上げて、ホテルに向かうことにした。

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ヴィンシー ヘリオス ビーチ

 観光案内所の近くで待っていると、ポンコツに近い車とそれに近いドライバーが乗ったタクシーが通りかかったので、手を挙げて止めた。
 「リゾート地区のヴィンシーヘリオスビーチホテルに行きたいのだが、わかるか?」
と聞いたところ、「わかる」という。(本当かな?)と思いながら車に乗り込む。
 後部シートは切れていたし、車もお世辞にもきれいとは言い難い。正直少し後悔した。

 しかし、この出会いが「アリ」との運命的ともいえる出会いとなった。「アリ」のおかげで、その後のジェルバ島での滞在が楽しく有意義なものになったのだ。
 偶然なことに、これから向かおうとするホテルのブティックに息子が勤めているという。どうりでホテルのことを知っているわけだ。
 見かけによらず人柄も良さそうだ。
 ホテルに着いたとき、息子さんも出てきて迎えてくれた。私は、明後日の島内観光に車をチャーターすることを約束してアリと別れた。
 

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ヴィンシー ヘリオス ビーチ

 私がチュニジアに来て初めて宿泊する、「ヴィンシーヘリオスビーチホテル」は、トリップアドバイザーより、旅行者から一貫して高評価の口コミを獲得している宿泊施設として Certificate of Excellence (エクセレンス認証) を授与されている。

 そんな期待から、このホテルでの宿泊が楽しみだった。それにこの滞在が、弱った体力回復とリハビリに役立てば幸いだ、とも考えていた。
 とにかく、長時間の移動による旅の疲れを、取り去ることが先決だ。そのためにも、この広い清潔な部屋と寝心地の良さそうなワイドベッド、そして窓から眺められる美しい景色が、必ず役立つだろうことは間違いないと思った。

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ヴィンシー ヘリオス ビーチ

 ジェルバ島のツーリスティックゾーンには2~5つ星のホテルが100以上も建ち並び、毎年ヨーロッパからの長期バカンス客がつめかける。人気のリゾートとして、夏のシーズン中はどのホテルも満室になるという。

 シーズンオフの上、さらに治安上の不安からヨーロッパからのリゾート客も激減してしまった今、各ホテルの内情は厳しいのではないだろうか。
 利用客からすれば、ふだん泊まれそうもないクオリティの高いホテルが、リーズナブルな料金で宿泊できるチャンスでもある。
 私もそれに乗じて、朝夕付きの優雅なホテルライフを楽しむことが出来たのだ。
 

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チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

ヴィンシー ヘリオス ビーチ

 ホテルでは素晴らしく快適だった。夕方、プールエリアを出て、砂浜を歩いていくと目の前に海が広がる。
  ロビーは非常に豪華で、創作性に富んでいて明るく、白い石造りの建物が美しい。ホテルのスタッフは穏やかで親しみ深く、さすがに素敵なホテルだ。

  客室は驚くほど清潔に保たれていて、食事はビュッフェで用意され、とても美味しい多種多様な伝統的な食べ物や地中海料理を味わうことができた。
 朝、ホテルの窓から、朝日に美しく輝く青い地中海を眺めたとき、いつの間にか疲れも癒えていて、何かしら元気を貰えた気がした。

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Djerba Explore

 ホテル二日目の朝。ホテルの近くにある一大テーマパークである「ジェルバ・エクスプローラー」に出かけることにした。
 ホテルから見ればすぐ前、直線距離で1Km も離れていないようにみえるが、その間に細長い干潟が横たわっているから、大きく迂回して行かなければたどりつけない。
 それでも40~50分も歩けば行けそうなので、天気も良いことだし散歩がてら歩き始めた。

 ホテルの並びに何軒かの大型リゾートホテルが続いている。その敷地はどこも広大なもので、日本ではありえない規模ばかりだ。
 そんな中の一軒のホテルの門構え。この門から先、ホテルにたどり着くまで延々とエントランスが続いている。
 

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チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

Djerba Explore

 道半ばまで来たとき、ラクダが2頭つながれていて、ノンビリと餌らしきものを食べている姿が目に入った。
 その近くに四輪のバギーカーがたくさん並んで置いてあったから、きっとリゾート客に貸し出すレジャー用だろう。

 ラクダは、ラクダに客を乗せて、ビーチを散歩する写真をどこかでで見た覚えがあるから、きっとそのアトラクションで使われるのだろう、と勝手に想像した。
 それにしても、白いラクダはモロッコでも見ることがなかったので、珍しい気がした。

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チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】

Djerba Explore

 道を大きくカーブして曲がり、パークの入り口にまもなくというところを歩いていると、馬車に乗ったファミリーが通り過ぎた。

 子供たち二人を乗せて滞在中のホテルから出発して、きっとパークに向かっているに違いない。
 

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チュニジア紀行★地中海沿いの街を訪ね遺跡をめぐるロマンの旅① 【ジェルバ島】へのコメント

どっちゃんさん  2017/07/12 14:34

makoa 187jpさんへ
渡航に際しては充分注意するように、と外務省の情報が出ている以上、個人的には表立ってお勧め出来ないのですが、実情では平穏でした。ただ、情勢が常に変化しているので今後のことは何ともいえません。

makoa187jpさん  2017/07/12 13:10

チュニジア、個人的な旅先候補には入ってこないところだったのですが、
建物もきれいですし、人もよさそうなので、魅力的に感じました!

どっちゃんさん  2017/06/22 20:10

にゃもにゃもさんへ
民族博物館はとても面白かったです。また建物も素敵でした。あまり知られていない文化に接するのは楽しいです。

どっちゃんさん  2017/06/22 20:04

bodeauxさんへ
旅の出会いは良い思い出となっていつまでも残っています。旅先を知るには人との出会いは大切ですね。また楽しみでもあります。

にゃもにゃもさん  2017/06/22 15:14

はじめまして。チュニジアってあまり知らない国だったのですが、すごく美しい国ですね!
民族博物館すごく面白そうですね。チュニジアの文化に興味がわきました。

bordeauxさん  2017/06/22 14:59

ひとり旅での出会いって本当に最高の思い出になりますよね。
旅行中にタクシードライバーの「アリ」の自宅に招かれてランチっていいですね。
わたしもひとり旅に出たくなりました。
プロローグもおもしろかったです。ご家族仲よしなんですね♪
これからも体調にを付けて楽しい旅を続けてください。

どっちゃんさん  2017/06/20 17:22

kayakさんへ
コメントをどうもありがとう。
チュニジアは外務省の危険情報を見ても、観光ではあまりお勧め出来ない渡航先になっていて、旅行者が少なかったのは事実です。でも実際に行ってみると、平穏そのもので、危険地域にあえて行かなければ安全で旅行しやすい国です。
チュニジアの人々は日本人が大好きで、とてもフレンドリーですよ。もともと観光立国のチュニジアは、最近とくに観光客誘致に国をあげてキャンペーンを行っています。その成果もあってか一時激減していたヨーロッパからのリゾート客も再び戻りつつあるようです。

kayakさん  2017/06/20 15:59

チュニジア旅行、本当に素敵ですね!
私も治安が気になって行けずにいたので、どっちゃんさんの旅行記に勇気をもらいました!ありがとうございます^^


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メモ

           【チュニジア旅行のきっかけなど】
 今回の旅行のきっかけをつくったのは、FBで友人となったチュニジア人が投稿した14枚の「美しいチュニジアの風景写真」を見たからだ。
 早速、チュニジア旅行の計画を立て、その日を大いに楽しみにしていたところ、好事魔多し、突然の体調不良に陥り、懸命のリハビリにも努めてきたが、このままでは満身創痍の身にて旅立つことになる。
 したがって、この旅は「リハビリを兼ねた癒しの旅」になりそうだ。

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