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闇両替も悪徳警備員も、どんと来い♪母&娘が往くシルクロード【ウズベキスタン】

73歳の母を連れて初の中央アジアへ。英語が殆ど通じない国ウズベキスタンだけど会話なんてジェスチャーで何とかなるさ♪トラブルだって全て受け止めて楽しもう!【スタンの国へ-1 旅の準備・現地情報・予算編】

闇両替も悪徳警備員も、どんと来い♪母&娘が往くシルクロード【ウズベキスタン】

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闇両替も悪徳警備員も、どんと来い♪母&娘が往くシルクロード【ウズベキスタン】

2017年のゴールデンウィークに御年73歳になる母と共にウズベキスタンの碧い都市を歩いてきました。

中央アジアの国:ウズベキスタンに年配の母(本人は全くそうは思ってはいませんが)を連れて行くに当たり、その準備を始めたのは約11か月前のこと。
国名に「スタン」が付くだけで、家族や周囲の人たちの反応は「そんな国へと行くのは、危険なのではないのか」という治安を危惧するものばかりでした。

ウズベキスタンへの渡航経験のある方は「あの国はいいところだ。是非、お勧めするよ」と口を揃えて言いますが、私自身も周囲の声に対して「危なくないヨ、大丈夫ダヨ」と答えながらもその内心には、言葉は…、治安は…、食事は…、そして宗教的なテロの問題は…と不安を抱えていました。

しかし、母と共にウズベキスタンの古都であるブハラ(Buxoro)とサマルカンド(Samarqand)を歩き、キジルクム(Qizilqum)砂漠のユルタ(Yurt)でキャンプをして、ウズベキスタンへ旅した先人たちの言葉が正しいことを身を以て実感しました。

碧く輝く古都、絹の道・シルクロードのオアシス都市【ウズベキスタン】。
英語は殆ど通用しませんでしたが、会話なんてジェスチャーと心があれば何とかなりました。
ウズベキスタンは、トラブルも失敗もぜんぶひっくるめて母・娘で笑い、楽しんだ国でした。

今回の旅行記では、そんな旅の記憶の断片やこれからウズベキスタンへの個人旅を企画する旅人に役立ちそうな旅情報〈ビザ、治安、闇両替、実際に体験したトラブル、現地での食費やお土産の予算〉などのリアルなウズベキスタン情報をトピックスごとに纏め、旅の序章- Prologue -として残したいと思います。

☆★2017G.W. スタンの国へ行ってみよう♪母と娘で歩くシルクロード 旅程☆★
□5/2 成田09:25-11:50インチョン15:45-19:20タシュケント(大韓航空)
    タシュケント駅22:05-寝台列車-05:55(+1)ブハラ駅
□5/3 ブハラ観光
□5/4 アイダクル湖・キジルクム砂漠への一泊二日ツアーへ
□5/5 キジルクム砂漠-サマルカンド
□5/6 サマルカンド観光
□5/7 サマルカンド観光 
    タシュケント21:20-
□5/8 07:35インチョン10:10-12:30成田(大韓航空)
 
☆★旅行記☆★
・闇両替も悪徳警備員も、どんと来い♪ http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/26626/
・夜行寝台列車はクリスティの世界
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/26650/
・古のオアシスに微睡む夢
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/26705/

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タシュケント国際空港

【航空券】

ウズベキスタンへの旅の準備の手始めは航空券の手配で、日本から首都のタシケントまでの航空券を探すところから始まる。

メジャーなところではアエロフロート、アシアナ航空、大韓航空、ウズベキスタン航空…が挙げられ、一番便利なのは直行便であるウズベキスタン航空で、一番安価なのがアエロフロートとなる。

私たちも当初は乗り換えのないウズベキスタン航空の直行便を考えたのだが、日本-タシュケント間のウズベキスタン航空の運航は週2便だけで、その運行スケジュールにG.W.休暇を利用した滞在予定を合わせるのは非常に難しかった。

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成田空港

そして、次に考えたのはモスクワ経由のアエロフロート便。
私が予約をした時点では、金額的にはアエロフロートが10万円を切っていて一番安かったのだが、帰路にモスクワでの10時間以上のトランジット待ちとなり、さすがに70を超える母の体には辛かろう…ということで最終的に予約したのは、大韓航空。

大韓航空の利用であれば往復共にインチョン(韓国)での乗り換えは3時間程度で、それほど長くはない。
更に大韓航空利用の場合は、タシケントへの到着時間が当日の夜の7時過ぎなので時間を無駄にせずに到着日の夜の夜行列車に乗ることができ、また、タシケントを発つ最終日も夜の9時過ぎの出発となるので、夕方の6時頃まで時間を有効に使えるというメリットがあった。

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【ビザ】

ウズベキスタンへの足が決まれば、次に必要なのはビザ。
日本人がウズベキスタンへと渡航する場合にはビザが必要で、その取得は東京にあるウズベキスタン大使館で行う。

遠方に居住する申請者の場合はビザの郵送申請もOKなのだが、関東地方に住んでいる申請者の場合は本人が自分で取得するか、申請代行業者に高い手数料を払って取得するかの2択しかない。
私は残念ながら日帰り可能区域なので、自分で取得しに行かねばならなかった。

ウズベキスタン大使館があるのは港区高輪で、最寄り駅は赤穂浪士で有名な泉岳寺駅となる。

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個人でビザを取得する場合の注意点は、ネット情報のガセネタに踊らされないこと。

ガセネタとは何のことかというと根拠のない情報のことで、事実、私がウズベキスタンへの旅を計画していた2016年11月にも【日本人はウズベキスタンへの観光ビザが2017年の4月から免除になる】というニュースがネット上を流れていた。

このニュースの場合は全くの嘘ではなかったがその内容に誤りがあり、その事実は【日本人はウズベキスタンへの観光ビザが免除されることになるが、ビザ免除の開始時期はまだ未定で、多分5年後くらい先の予定】というもので、【2017年の4月から免除】の部分がガセ情報だ。
ネットニュースの場合、間違っていてもその訂正ニュースが大きく流れることは滅多にない。
特にビザに関する情報はウズベキスタンへの入国の可否に関わって来ることなので、この様な情報を見聞きした時は大使館への事実確認が重要となってくる。

参考までに2017年3月時点でのビザの申請料金は2500円。
申請書類の受付時間、ビザの引き取り時間、入金方法等にルールがあるので、ビザを取得する前には必ずホームページで最新情報をチェックする方が良いと思う。

ウズベキスタン大使館のホームページ:http://www.uzf.or.jp/tour/

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【ホテル(宿)のレギストラーツァ】

ウズベキスタンの宿泊施設には、ベルボーイさんがいる様な☆が沢山つくホテル、民宿的なゲストハウスやB&B、バックパッカーホステル、キャンプ場と様々な場所があり、その値段も1000円程度から数万円までと幅広い。

宿泊先の予約は、Booking.comやExpediaを通じて可能で、旅の予算に合わせて選べばOK。
ただ1つだけ予約の際に気にしなければならないのが、自分の予約した宿泊先が政府に登録されている宿であるというコト。

ウズベキスタンには外国人の宿泊に関する特別ルールがあり、ウズベキスタンに到着後72時間以内に宿泊施設での滞在登録を行わなければならない。
そして、観光目的のツーリストが滞在登録を行なうことができるのは、国の営業許可のある宿泊施設だけで、友人の家に泊まる…等というコトは許されない。(違反した場合は国外退去処分、高額罰金となる)

だから宿泊先を予約する場合の注意点は、政府公認のホテルであるという点。
基本的に上記のホテル予約サイトの場合は公認ホテルのみだが、個人的にネット上で宿泊先を探してメール等で宿泊予約をする場合は、滞在登録(ウルベク語:レギストラーツァ)が発行できる施設であるのかをまず最初に確認しなければならない。

(写真:ブハラのホテルでの滞在登録証:レギストラーツァ)

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【宿:ブハラ】  

今回のウズベキスタン5日間の旅では、ブハラ、サマルカンド、ユルタキャンプの3ヶ所の宿を利用したが、どの宿でも問題なくレギストラーツァの発行をしてくれた。

70代の母と一緒の旅なので、ホテルはある程度しっかりした☆の付くところが良いかと当初は考えていたのだが、せっかくのウズベク旅なのでそんな普通のホテルは嫌だ…との母からのリクエスト。
ウズベキスタンでしか宿泊できないような民族色溢れる宿に泊まるのがその醍醐味でしょ♪…という母のお言葉で、ウズベキスタンでの4泊の宿は、ウズベキスタンでしか味わえない宿を選択してみた。

ウズベキスタン色溢れる宿…と言えば、古い神学校(マドラサ)を改築したホステルや中庭を囲むイスラム形式の宿。
ブハラでの1泊とサマルカンドでの2泊は、そんな宿であるホテル クルジン(Khuzjin)とゲストハウス ティムール・ザ・グレート(Timur The Great)。

ブハラのホテル クルジンは、100年以上前に建てられたイスラム教の神学校の寄宿舎を改築した宿で、中庭を取り囲むように小さな部屋が並んでいて、狭い部屋だったが、天井に明かり取りの窓の付いた当時の寄宿舎の雰囲気を味わえるホテルだった。
宿泊費用もツイン利用で1泊35米ドル/2人で朝食付きならば、全然高くはなかった。

ただ、シャワーのお湯の温度は若干難ありで、お湯を全開にしても30℃程度。
この時期(5月)のブハラは日中の最高気温が35℃以上あったので、ぬるいお湯のシャワーでも問題なかったが、涼しい時期はきついかもしれない。
(同じホテルに宿泊した別の方の話ではシャワーの湯は十分に熱かったという事なので、時間や湯の配管による可能性もある)

(写真:ホテル クルジン(Khuzjin)/ブハラ)

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ゲストハウス ティムール ザ グレート

【宿:サマルカンド】

サマルカンドでの宿泊は、イスラム式の中庭のあるゲストハウス ティムール・ザ・グレート(Timur The Great)。

収容人数はそれほど多くは無いアットホームな宿で、スタッフは中学生の娘さんを含め、みんな英語が通じるというのが嬉しい宿だった。(前述のブハラの宿では女主人は英語を話さず、日中のスタッフに一人だけ英語の堪能なお兄さんがいた)

朝食は質素だが名物のサマルカンド・ナンがついていて、美味しかった。
シャワーの湯は二人が続けて入る場合は要注意で、途中で水に変わる可能性がある。

宿泊費用もツイン利用で1泊32米ドル/2人(朝食付)でお手頃価格だった。

(ゲストハウス ティムール・ザ・グレート(Timur The Great)の朝食/サマルカンド)

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【宿:キジルクム砂漠】

ウズベキスタンでのもう1泊はちょっと毛色を変えて、砂漠地方へ。
ブハラから車で5時間のキジルクム(Qizilqum)砂漠へと行き、昔ながらの遊牧民の移動家屋であるユルタ(Yurt)に宿泊してみた。

ユルタはモンゴルのゲルにそっくり。
多分だが、ウズベキスタン人のルーツの元々はチンギスハーンの血脈なので、放牧民族の移動家屋的な意味では同じようなスタイルに落ち着いたのだと思う。

ユルタはトイレは共同だが、水洗式で掃除も行き届いていた。
そして温水シャワーもあり、近くのアイダクル(Aydar)湖で泳いだ後のシャワーも可能だった。

(写真:キジルクム(Qizilqum)砂漠にある遊牧民移動式住居のユルタ)

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【通貨】

日本人がウズベキスタンに行く場合に一番便利な通貨が米ドルで、米ドルをウズベキスタンの通貨に両替をして旅をすることになる。
ウズベキスタンの通貨単位はスムで、スムの価値は日によって乱高下が激しく、更にその両替レートには政府レートと闇レートの2種類がある。

一般的に【闇】の単語が付くと如何にも怪しそうで旅行者が手を出してはいけない雰囲気があるが、ウズベキスタンを旅する上ではこの闇両替は非常に重要で、政府レートか闇レートかで手持ちのドルの価値が変わってくる。

2017年5月初旬の旅のレートは以下。
政府レート:1USD(米ドル)=約4000UZS(ウズベキスタンスム)
闇レート1:1USD=7300UZS
闇レート2:1USD=8000UZS
闇レート3:1USD=7500UZS

上記の闇レートは実際に私が街角で持ちかけられたり、両替したレートで、政府レートと闇レートでは最大で2倍近いレート差があった。
だから、レートが少しでもよい闇レートで両替できるかどうかが現地での旅のコストに大きく響いてくる。

(参考までに: 外国産のちょっと高級な1.5Lのミネラルウォーター1本が10000スムで、政府レートならば288円、闇レートならば144円となる)

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【闇両替】

では、お得な闇両替はどこで出来るのか。

結論から言えば、観光地で道を歩いていれば彼方此方から「Money Exchange?」と声がかかるので、幾ら?と英語で聞けば、闇両替でのレートを教えてくれる。
ただ注意したいのは、闇両替はウズベキスタンでは違法行為だということ。
闇両替のその現場を運悪く警官に見つかりでもしたら、掴まる可能性だってありうる。
だから、闇を使う時はその場所を慎重に選ぶ必要がある。

比較的安全な闇両替は、タシュケント空港に着いた時に現地旅行社に依頼しておく送迎車の運転手さん。
運転手さん相手なのでレートはあまり期待できないが、政府レートよりは良いのは確かで、運転手さん自身も旅行会社としての評判も有るので、お札をちょろまかしたりはしない。
私もタシュケント空港からタシュケント駅への送迎の運転手さんに100米ドルの両替をお願いして、その時のレートは1USD=7300スムだった。

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そして、本来は安全面を考えるとあまりお勧めすべきではないのだろうが、市場での闇両替についても体験談として記しておく。

サマルカンドの町で手持ちのスムが不足し50米ドルを両替したいと思っていた時に、市場の売店のお兄さんから両替のオファーがあった。
お兄さんの最初の言い値は1USD=7000スム。
このレートはタシュケントでの両替レートよりも悪かったので、「そんなんじゃぁ嫌だね。8000だったらイイけどね」とちょっと強気に交渉したら、レートは71、72…と上がり、最終的にはラストプライスが1USD=7500スム。
まぁ。こんなところかな…と私もその金額で手を打った。

相手の信用度が分からない闇両替を利用する時に大事なのは、その場ですぐに交換したお札を数えることで、私も両替したお札を受け取ったその場で数えたが、枚数のごまかしも無く、逆にちょっと拍子抜けしてしまった。

今回の旅の経験から闇両替のレートが良かったのは、レートの良い順にブハラ>サマルカンド>タシュケントとなり、首都タシュケントから離れた田舎ほど米ドルの両替レートが良いように感じられた。

(写真:サマルカンドの市場。市場の隅の方に行くと闇両替のお兄さんたちがいる)

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