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透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群

日本三大清流の一つが静岡県にあるって知ってた?それも国道1号線沿いという町の中。清流の名前は柿田川湧水群。こんこんと湧き出る青い泉に癒されてきました。

透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群

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透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群

日本三大清流の1つである【柿田川湧水群】が都心から車で僅か2時間の距離にあることを知ったのは、遠くはない昔のこと。

澄んだ川水の底から、サラサラの砂を巻き上げ、こんこんと湧き出る原水。
太陽の光を浴び、キラキラと輝く透明な水。
湧水と言えばイメージするのは誰も立ち入らない熊の出そうな山奥の泉。
それなのに、その湧水が静岡の町の中、それも国道1号線のすぐ脇にあるなんて…と、ちょっとビックリでした。

そんな柿田川湧水群へと行けるチャンスが私の元へと降ってきたのが6月。

チャンスは、マラソンする禿げ頭で、捕まえることのできるのは一度だけ。
チャンスが自分の方に向かってきた時、その時にその手を掴まなければ、後から追いかけてもその頭はツルリと滑り、二度と同じチャンスをモノにすることはできません。
走ってくるチャンスの手をシッカリと握りしめた私は、柿田川湧水群へ会いに行ってきました。

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透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群

柿田川湧水群へと行くチャンスをもたらしたもの。
それは1枚の封書で、その内部にはこんな手紙が入っていた。

「抽選の結果、特選日帰りバス旅行にご招待させていただきます」
その行先は、Be-NAS、伊豆フルーツパーク、三島大社食べ歩き、柿田川公園、山本食品三島わさび工場。

ん…、このBe-NASという文言、どこかで見たことがあるゾ…。
あれはちょうど1年前の5月。
確か、あの時も同じようなご招待状を受け取った記憶がある。

そう、今回の招待状の差出人と1年前に受けった差出人は同一企業。
そして、主催する旅行会社も同一の「株式会社ホリデー」。

この主催旅行会社の名前を目にして、ピンと来た人もいる筈。
飲食店や小売店と手を組み、「開業○○周年記念」や「○のお客様感謝フェア」などと題した懸賞で個人情報を収集し、更に宝石加工会社と連携して特定の年齢層の奥様方をターゲットにした無料日帰りバスツアーを組んでいる会社だ。

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透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群

昨年、初めてこのタイプのツアーの招待状を手にした私は、ドキドキしながらおひとり様でツアーに参加した。
そして、強制連行された宝石販売店Be-NASでは、宝石店のお姉さま方の話術に取り込まれ、スーパー炭素と名付けられた驚異の炭素の効能に危うくウンウン…と頷きかけるところだった。

昨年の無料招待バスツアーの様子は↓参照。
日本唯一♪クリスタル紫陽花の森【怖いもの見たさに潜入☆無料招待バスツアー】
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/25410/
で、2回目となる今回のバスツアーの招待状は、どうする?
参加する?それとも、もう前回で懲りたから止めとく?

私の辞書に止めるという文字はない。

柿田川湧水は行ってみたいと思っていた場所だし、Be-NASでの不思議なスーパー炭素の話は是非、もう一度聞いてみたい。
昨年は初めての参加だったので、氷の実験での熱伝導度というポイントしか気づくことが出来なかったが、きっともっと興味の出てきそうな説明があるのではないかな。

そう思った私の手は、申込書をポストに投函していた。

(写真:昨年の日帰り無料バスツアー旅行記の表紙写真;クリスタル紫陽花 より)

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今回のツアーの参加者の年齢・種別は基本は女性のグループが多く、その年代は50歳代後半から60歳代前半で、ご夫婦で参加されている姿もちらほら。
やはりお若い方々の姿はなく、年齢層による厳選なる選別の結果当選された方々+追加料金6990円を支払って参加したご友人という顔ぶれが多かった。

しかし、参加者中には強者もいらして、女性5人組なのだがそれぞれが個人参加だというグループも。
つまりメンバーの内のどなたかが人数分の応募券を入手し、それぞれのメンバー名で応募し、みごと彼女達の年齢層が旅行会社が狙う層と一致したため、皆さんが揃って当選し、5人全員が無料バスツアーの旅の当選者となったらしい。
更に凄いのが、今回がこのメンバーでの3回目の参加だということで、宝石店での購入まで持っていく話術の流れまでよく知っている感じだった。

ココまで来ると、キツネとタヌキの化かし合いの様な気もしてくる。

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7時に出発した無料バスツアーの最初の目的地は、無料旅行のスポンサーである宝石店Be-NAS。
ツアーの参加者はBe-NASの建物前で強制的にバスを降ろされ、建物内へと誘導される。
前回のツアーと異なった点は、最初に案内されたスペースが宝石の修理・加工の現場であったという点で、ガラス越しに宝石加工の様子を眺めることが出来たのは、割と面白かった。(写真撮影はこのフロア迄で、宝石を展示している2階以降は撮影禁止)

そして1階の奥へと連行されると、そこは、前回も見たレクチャールーム。
黒真珠やスーパー炭素のネックレス、そして私達観客の目の前のテーブルにはガラス板・木炭・スーパー炭素でできた板が並べられていた。

スーパー炭素の氷の実験の件については前回の旅行記でその疑問点を書いているので、今回の旅行記では宝石販売店Be-NASが売りとしている遠赤外線を出す【スーパー炭素】そのものについての説明でアレレ…と感じた点について少しだけ触れておきたい。

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【スーパー炭素】に関するお姉さんの説明の中には何点か気になる点はあったが、一番気になったのは【ダイヤモンドに近い構造のスーパー炭素】についての説明だった。

説明員のお姉さんの【スーパー炭素】の解説はこんな感じだった。
…スーパー炭素も木炭もダイヤモンドも元は同じ炭素ですが、自社の特殊技術を用いて数千℃の高温下で何日間も炭素を熱して、ダイヤモンドに近い構造状態の遠赤外線を大量に放出する物質にしたもの、それがスーパー炭素です…

この解説を聞くと、なんとなく、【スーパー炭素】ってダイヤモンドに近い物質だから遠赤外線を出してすごいんだね~と納得したくなる気持ちも分からなくもないが、ダイヤモンドに近い構造状態とはどのような状態を指すのかが、お姉さんの説明だけでは分かりにくい。

そこで、少しだけ理解しやすい補足説明を考えてみた。

人工のダイヤモンドは高温・高圧化で作られることはよく知られていて、ダイヤモンドカッターに使われるダイヤも工業的に合成されたものだ。
だから、炭素を含む物質からダイヤモンドに近い構造の【スーパー炭素】と呼ばれるものを作り出すことも論理的には可能かもしれない。
此処で云うダイヤモンドに近い構造とは、炭素同士ががっつりと肩を組み合って互いに隣の炭素とスクラムを組んでいる最強の結合体である共有結合の形をとることを意味するのだろう。
この共有結合の形は形の壊れにくい強い結合というだけではなく、非常に高い熱伝導性を示す結合で、その熱の伝わり易さは熱伝導性が良い物質である銅の5倍程度なので、作り出された【スーパー炭素】と呼ばれる物質が非常に熱を伝えやすい物質である…と言えるかもしれない。

でもね。
この話は「ダイヤモンド型の共有結合を持つ物質=【スーパー炭素】が熱を伝えやすい物質である」という可能性を説明しているだけだ。
ダイヤモンドは石としてもその結合状態としての性質上も、大量の遠赤外線を放出する性質は持っていない。
仮に、特殊技術で作られた【スーパー炭素】がダイヤモンドに似ている構造だとしても、【スーパー炭素】が遠赤外線を放出する根拠にはなりえないのだ。
勿論、説明のお姉さんもダイヤモンドが遠赤外線を出すなどとは一言も話してはいないので、嘘を言っているわけではない。
ただ、話の流れ的に、話を聞いた人達が微妙に間違った解釈を起こしやすいように話を進めている…そんな気がした。

今回の旅行記のメインは【スーパー炭素】ではないので宝石店のお話はココまで。
この【スーパー炭素】について興味のある方は、是非、懸賞に応募して実際に話を聞きに行って欲しい。
当選の確率を上げるコツは、申込人名を奥さん、恋人、お母さんなど宝石に興味の出てきそうな年代(40歳代後半~60歳代)の女性にすることで、そうすればたとえ男性だとしても当選者の同行者として宝石ツアーに参加できる。

(写真:実際に宝石の修理、加工が行われていた見学用施設)

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宝石店での宝石鑑賞90分の後は、ようやくお楽しみの観光ツアーのはじまり。

この日の観光は静岡県三島市。
まずは三嶋大社へと向かう。

三嶋大社はパワースポットとしても知られている神社で、その御利益は、商売繁盛、家内安全、交通安全、厄除けなど。
伊豆地方の一ノ宮でもあるので、私が訪れた日は暑―い日中であるにも関わらず、多くの参拝者で賑わっていた。

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鳥居をくぐり、そのまま境内へお参りに…と思ったその矢先、どこからかガラスが奏でる軽やかな音が聞こえてきた。

最初は小さかったその音がゆっくりと近づいてきて、その正体が判明。
移動風鈴屋さんだ。

薄く透明な硝子に涼しげな色で絵付けされた風鈴が風に揺れる音は、日本の夏の音。
最近は風鈴の音でさえうるさいと文句を言う人もいるようだが、風流を解さない方が増えてきているのかな。

風鈴屋さんに走って近寄りたかったが、風鈴屋さんが屋台を引っ張っていたのは横断歩道を挟んだ道路の向かい側。

私が信号を待っている間に、風鈴屋さんは角を曲がって行ってしまった。

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透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群

三嶋大社の境内は広く、参道も長い。

緑の葉の木々も多く、湿度の多い茹るような暑さなのかでも木陰へと入ると、少しだけ爽やかな風を肌に感じる。

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境内には鳩が沢山いたが、鳩たちも暑いのか橋の欄干の間に出来た木陰で涼をとっていた。

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透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群

三嶋大社は源頼朝に縁のある寺社で、頼朝の奥さまでもあった北条政子さんが勧請(かんじょう)した厳島大社もある。

勧請とは分霊を迎え入れることで、政子さんが迎えたのは家門繁栄・商売繁盛・安産・裁縫の守護神である市杵島姫命(イチキシマヒメ)。
北条政子さんと言えば、頼朝の死後に尼にはなったものの、後に尼将軍とまで呼ばれた女傑で、有名なのは承久の乱の時の北条方から離れて行こうとする御家人を前にした名演説↓。
朝廷に反旗を翻した鎌倉幕府にうろたえる御家人に対し尼将軍が伝えた言葉は「お前たちは、山よりも高く、海よりも深かった頼朝公の恩を忘れてしまったのか。公の恩を忘れてしまい朝廷側に味方する者は今すぐにココから立ち去るが良い!」というモノ。

そんな背景を思い起こすと、尼将軍・北条政子が信仰したのが家門繁栄の神様というのも納得できる。

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厳島大社に祀られていた神様・市杵島姫命は、実は私も名前を聞くのは今回が初めての神様だったのだが、調べてみて面白いこと;市杵島姫命は弁財天と同一の神だということが、分かった。

今まで神様の名前についてはあまり深く考えたことが無かったのだが、日本土着の神道と大陸伝来の仏教の考え方が混ざり合って出来た宗教現象の神仏習合。
この神仏習合により、スサノオとアマテラスの血を継承する神であった市杵島姫命は、仏教(ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー)と交わり合い、弁財天として知られるようになったとのこと。

祠の扉が空いていれば、弁財天と融合する前の市杵島姫命としてのお顔を拝見したかったのだが、残念ながら祠の扉は閉じられたままだった。

と、ココまで文章を書いて、あることに気が付いた。
そういえば、日本古来の神道の神様には、その御本尊;偶像・絵・木像ってあるのだろうか…というコトに。
古事記の絵本などには如何にも…と言う神様の挿絵は描いてあるが、神社でそのような像(アマテラスやスサノヲの像)は見たことはなく、たいていご神体として鏡が置いてあるだけだ。

御神体の鏡を覗き込んだとしても、そこに見えるのは鈍い輝きの中に浮かぶ自分の姿だけだろう。
神は自分の心の中に居る…と言う事なのかもしれない。

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透ける青に夏を涼む☆タダ程怖いモノはなし♪訳ありバスツアーで行く柿田川湧水群へのコメント

animoさん  2017/07/31 20:23

絶景と言われる光景は世界中にありますが、日本の中のこんな青の景色も絶景ですよね。
不思議なくらいの透き通るブルーは、癒しの青。
この青が二度とくすむことの無いようにしたいですね。

noix de cocoさん  2017/07/30 23:27

きれいな青さに感激しました。実物を見たらさらに感動しそうですね!!美しい川も過去に魚も住めないほど汚染されていたとは驚きです。汚してしまうことは簡単ですが、美しさを取り戻すことはとても大変ですね。

animoさん  2017/07/28 20:19

日本三大清流と言われると山の奥深くにあるイメージですが、柿田川湧水群があるのは街の中の公園の中でビックリしました。
湧水が冷たい風を運んでくる公園の中は頬に当たる風が少し涼やかでした。
公園には採水蛇口も有るので、行った時には是非、湧き出たばかりの水の味も愉しんでくださいネ。

はいぶりっじさん  2017/07/28 15:02

こんなにきれいな景色が静岡県にあるとは知らなかったです。
とってもきれいな青色ですね~。
今度行ってみようと思います!

animoさん  2017/07/25 20:16

kayakさん こんにちは。
柿田川湧水群の青色は、不思議な青。
湧き出る水は透明なのに、取水口の色は鮮やかなブルー。
光が作り出すマジックですね。

kayakさん  2017/07/25 15:22

表紙の画像の青色、すごくキレイで引き込まれますね!!癒されました~

animoさん  2017/07/21 19:57

明らかに宝石の販売が目的と分かっている無料バスツアーも、上手に利用させてもらえば十分楽しく旅が出来ました。
柿田川の源流の泉は透き通る青色で(どうしてこんなに綺麗な色になるのでしょうね)、その涼しさを色からも体感しました。
私も泳ぎたい!とか思いましたが、市の水道の取水口でもあるので源流部分は立ち入り禁止でした。

公害から生き返った柿田川。
色々なケーススタディになると良いですね。

makoa187jpさん  2017/07/21 13:34

涼の画像、ありがとうございます。
飛び込んで泳ぎたいですね!


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