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東照宮の裏山に隠された氷の絶景☆アイス・ブルーの回廊で氷瀑アドベンチャー

厳冬の年にしか見ることの出来ない幻の絶景に会いに日光へ♪7.5時間、トイレ無しの雲竜渓谷トレッキングに挑戦しました~

東照宮の裏山に隠された氷の絶景☆アイス・ブルーの回廊で氷瀑アドベンチャー

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東照宮の裏山に隠された氷の絶景☆アイス・ブルーの回廊で氷瀑アドベンチャー

雲竜渓谷

立春とは言うもののまだ季節的には真冬の2月に、この時期にしか観ることのできない絶景を探す旅へ家族と共に出ました。

訪れたのは世界遺産・日光東照宮の真裏にある小さな谷間の雲竜渓谷で、往復7時間を歩いてたどり着いたその場所にあったのは、巨大ツララが連なる氷の谷;氷の回廊と高さ100メートルを超える巨大な滝が凍りついた氷瀑でした。

氷の谷は太陽の光が当たるとアイスブルーにキラキラと輝き、巨大ツララというよりはギリシア神殿の柱が並んでいるかの様な荘厳さを感じる風景で、谷間へと足を踏み入れた者は皆、その冷たく美しい冬の絶景に息をするのも忘れる美しさほどでした。

初めて雲竜渓谷を訪れた私たちも言葉なくその絶景にみとれましたが、時として自然は美しいだけではなく牙を剥くもの。
2時間の谷での滞在時間の間に、あと数メートル立ち位置が異なっていたらケガではすまなかった氷壁の崩落、そして落石に遭遇しました。

地球が作り出す絶景は人間が創造する同様の景色よりも遥かに壮大で、フォトジェニックなんていう単語で言い表せないほど心を打つ光景でしたが、一方で予測できない危険を孕んだ場所でもあり、アドベンチャーとリスクは紙一重であることを改めて思い知らされました。

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今年の冬は、ここ何年か見送ってきた冬のアクティビティを再開することに。

冬の遊びと言えば、スキーやボードを思い浮かべる方が多いと思うが、我が家のWinter Activity と云えば、スノー・トレッキング。
以前から行ってみたかった氷の谷;雲竜(うんりゅう)渓谷へと1泊2日で氷爆を見に出かけてきた。

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厳冬期の雲竜渓谷はここ数年の間に一気にその名を知られるようになったアイスクライミングの練習場で、渓谷の切り立つ崖にできる巨大な氷柱や雲竜滝(大滝)が完全凍結して出来る氷瀑はクライマーだけではなくスノートレックを愉しむ人達にも大人気で、私達が訪れたこの日も朝6時半の段階で駐車場はあと1台停められるかどうかの混み具合だった。

(写真:滝尾神社の駐車場)

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アイスブルーに輝く氷の谷ができる雲竜渓谷の所在地は栃木県日光市で、世界遺産でもある日光東照宮の裏庭にあたる場所だ。

渓谷へアクセスする場合の駐車スペース(あくまでもスペースであって駐車場ではない)は林道沿いには何カ所かあるのだが、厳冬期は一番下の滝尾神社の駐車場(最大15台程度駐車可能)が一番お勧めだ。
林道の一番下のパーキングをお勧めする理由は、この時期の林道の路面状態。
氷の谷が一番美しく見える1月下旬から2月上旬は厳冬期で、この辺りの林道の路面はガチガチの圧雪でツルツル。

例え車の足回りがスタッドレスタイヤであっても、凍結した雪の坂道での運転に慣れている方以外は林道を上がる道はお勧めしない。
(写真は、滝尾神社の駐車場に車を止めてからの歩き始め(朝7:30頃)の林道の路面)

そして、冬に雲竜渓谷へと行く場合には駐車場以外にも注意をしておかなければならない大切なことがある。

大切な事とは、特に女性にとっては重要事項であるトイレの問題。
滝尾神社の駐車場から雲竜渓谷までのトレッキング道(歩くだけで最低往復5時間弱が必要)にはトイレは1つも無く、雲竜渓谷へ氷瀑を見に行く場合には、冬なのにトイレを6時間程度(渓谷での滞在時間を含めて)を我慢しなくてはならない。
男性の方は、チョット道の端っこで…などが可能かもしれないが、女性にはその技は難易度が高い。

トレッキング道は写真の様な道で山側には石製の土砂止めが設置されていて、木々の影に隠れてお花摘み…という優雅な真似を出来る場所は殆どなかった。

だから、駐車場へ車を止める前にコンビニ等でトイレを済ませておくことは非常に重要なミッションとなる。

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駐車場から雲竜渓谷までのアクセスは、ひたすら歩くのみ。
滝尾神社の駐車場からこの写真の看板の所までの林道の登りで約50分かかった。

看板の脇には登山カードを提出する箱があるので、渓谷へと入る旅人は此処でのカード記入を忘れてはいけない。

そして、この看板の場所で気にしなければならないのは、ここから先の雲竜渓谷までの進路のとり方だ。

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地図看板を拡大したモノがこちらで、真ん中の黄色○の場所が看板の設置場所となる。

地図だけを見ると、雲竜渓谷へと歩いて行くには沢沿いの道推が奨されているように読み取れるが、それは夏期の話。
冬は沢沿いの道は雪で覆われていて道そのものが分かりにくく、道に迷うことが多いそうだ。

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だから、氷瀑を見に行く時のアクセスルートは【立ち入り禁止】と書いてあるクネクネ道の林間コースで、この場合の立ち入り禁止の意味は【車の進入が禁止】という意味になる。

車止めの先に続くクネクネ林間コースを歩いて行けば雲竜渓谷までは1本道なので、道に迷う心配はない。

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ただ、道が分かりやすい林間コースにも難点があり、ダラダラとしたつづら折りの登りが続く道なので、歩いていても景色は殆ど変わり映えせずに単調な景色が続く。
高台を歩くので日光市方面の小さな雲海が見えたのがちょっとした慰みだったかな。

林間コース経由の歩行時間は看板のポイントから洞門岩までの約75分。
駐車場からの林道+看板以降の林間コースだけ約2時間の(面白味のない)雪道歩きで、氷の谷までの道のりは予想以上に遠かった。

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雲竜渓谷までのトレッキング道は案内標識がない道で、ルート沿いで雲竜渓谷と書かれた案内標識を見たのは1枚だけ。
私自身も事前に以前に行かれた方のネット上のブログ等で学習して、道筋などを頭にいれていかなければならなかった。
もう少し、氷瀑関連の案内標識が辻にあると分かり易くて良いのだけどな。

洞門岩に辿り着いたのが9時半頃。
ここから先は本格的な雪道でアイゼンが必要な道なので、この洞門岩でアイゼンを装着する登山者も多い。

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この日は朝6時頃までは小雨が降っていたが歩き出してからの空は快晴で目の前には女峰山の稜線がくっきりと見えていた。
気温も少し高めで雪山トレッキング日和にも思われたが、気温の上がる日は雪が解け始めて道がぬかるんだりするので、却って歩きにくいこともある。

トレッキング道の途中には沢渡りが何カ所かあり、普通の登山靴でのトレッキングは無謀以外の何物でもなく、沢水が浸みてきた場合には下手をしたら足が凍傷を起こす可能性がある。
冬の雲竜渓谷へのトレッキングには冬山使用の登山靴がマストアイテムだ。

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沢を1本渡ったところで、私たちもアイゼンを装着。

此処から先のエリアは地面も凍っているため、つま先部分に爪のある12本爪のアイゼンが必須だ。
人によってはチェーンアイゼンや軽アイゼンの方もいたが、やはり足をシッカリとホールドできなく歩き難そうだった。

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洞門岩からは軽い登り道が30分程度続き、雲竜渓谷の入口へと到着する。
渓谷入口の先に氷の谷;氷の宮殿があり、ここから渓谷の最深部までの所要時間は30分ほどだ。

渓谷入口から歩き出すとすぐに道は沢道になり、両側の崖には石清水が凍りついた小さな氷柱が現れ始める。

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東照宮の裏山に隠された氷の絶景☆アイス・ブルーの回廊で氷瀑アドベンチャーへのコメント

animoさん  2018/02/19 20:00

雲竜渓谷の冬の絶景はここ数年、SNSの発達で一気に有名になり訪れる登山者の数も増えたようです。
私自身も初めて氷瀑の事を知った時は深い山奥にあるのだろう…と思っていましたが、それが日光東照宮の真裏にあるとは驚きでした。
氷柱や氷瀑のダイナミックさはなかなか日本では見ることの出来ない規模ですよね。
本当に凄いと思います。

すみとさん  2018/02/19 17:31

落氷、落石でお怪我がなくて何よりです。
それにしても、こんなに大きな氷爆が首都圏から近い場所にあったんですね!
大きすぎて驚きました!


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