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72才☆利尻富士に登っちゃぉ♪礼文の霧原を歩く/LCCでお安く行こう!北海道

2016の夏旅は5時間、7時間、13時間のトレッキング。72歳の母の希望で組んだ自然満喫の歩き旅。果たして母は完歩できるか!? LCC利用でお安く行く離島旅【歩く礼文・登る利尻☆72歳の挑戦-1】

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1年前のあの夜から、また次の夏が巡ってきました。
風もない蒸し暑い宵。網戸にしがみつき伴侶を求め愛の調べを語る蝉の音をBGMに微睡んでいたあの夜。
1本の電話が、私を現の世界に引き戻しました。

その電話は、母が交通事故に遭ったという実家の家族からの知らせでした。

幸い交通事故による母の怪我はそれほど重症ではなかったもののその後遺症は長く続き、頭痛や四肢の痺れなどは、樹木がその衣を赤く彩る頃になっても、空から白き妖精が舞い降りる頃になってもなかなか良くはなりませんでした。

でも、桃の節句の頃になるとようやく体も本調子に戻ってきたようで、母から旅に出たい…なんて言葉が出てくるようになりました。

それならば、夏に一緒に北海道へ行こうか♪
花が大好きな母なので、花の浮島の礼文がいいかなぁ…等と話をしていたら、母から思いもよらぬ言葉が出てきました。
「北海道をトレッキングできるのは今回が最後になるかもしれない。それならば、利尻山に登りたい…」と。

正直に言えば、これには私も驚きました。
利尻山と言えば利尻富士とも云われる美しい山ですが、その登山は海抜0m付近から山頂の1719mまでを日帰りで往復するハードなコースで知られていて、登山の所要時間も10時間~12時間を必要とする過酷な山です。
私でさえも躊躇する様な山に72歳になる母がチャレンジしたいとは…と驚きました。

しかし、母が登りたいのならば、それを実行するための手立てを見つけるのが私の役目。
私一人で母を連れて利尻山に登るのは無理がありましたが、トレッキングガイドをお願いすればなんとかなるかもしれない…と思い、現地のガイドさんとコンタクトをとりました。

そして、2016年7月、母と私は礼文島のトレッキング・利尻山登山にチャレンジしてきました。

72歳の母と歩く礼文・利尻旅の第1編は、札幌の夜景&霧煙る礼文(岬めぐり)編です。

☆2016 歩く礼文・登る利尻 72才の挑戦♪トレッキング旅 旅行記★
■7/7 成田-札幌
■7/8 札幌-稚内-礼文
■7/9 礼文 岬めぐりトレッキング
 http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/25637/
□7/10 礼文 知床・桃岩・瑪瑙海岸・礼文林道トレッキング
 http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/25654/
□7/11 利尻山 登山
 http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/25678/
 http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/25684/
□7/12 利尻-札幌-成田
 http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/25842/
★番外編 http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/25733/

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成田空港

母と私の夏旅の始まりは成田空港。
通常、関東から国内線に乗るとなると羽田空港を利用することが多いのだが、今回はバニラ・エア利用で成田空港からの出発だ。
初めてのLCC利用なので行くまではちょっとワクワクしていたのだが、成田に着く早々にLCCの洗礼を受けてしまった。

電車を降りた空港駅からLCCのターミナルである第3ターミナルへは徒歩15分とは知ってはいたが、その15分はエアコンが効いた空港内を歩くものだとばかり思っていた。
しかし、そこはやはりLCC。
移動に要する15分の殆どが屋外の外通路で、折しもこの日は関東でこの夏一番の最高気温となったという日。
外気温は33℃もあり、LCCの発着ターミナルに着く頃にはもう汗だく。

LCCターミナルへは無料連絡バスもあるのだが、せっかくなので歩いてみたのだが、この選択は間違い。
夏のターミナル移動はバスを使う方が絶対に良い。

今回の旅を計画し始めた時、稚内までを飛行機1本で移動する予定でいて、それは可能な計画の筈だった。
しかし、旅のプランニングをし、職場の上司に休暇のお伺いを立てている数日の間に無情にも稚内までの飛行機はあっという間に売り切れてしまい、キャンセル待ちとなってしまった。
正確に記すならば、正規料金の座席にはまだ空席もあったが、割引運賃と比較すると1.5倍近い料金差なってしまい、とても正規料金には手を出すことはできなかった。

そこで考えたのが、稚内への経路の分割作戦だ。
羽田→稚内の移動を羽田→札幌→稚内と分割移動することにした。

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成田空港

分割移動は時間もかかり面倒臭いのだが、その面倒臭さよりも得られるメリットの方が大きいと考えたのだ。
分割移動によるメリットとは交通費で、分割移動で稚内まで行けば、正規料金での飛行機利用の半額以下で移動することができる。

羽田-稚内の飛行機の片道運賃は正規料金で約50,000円だが、この区間をLCCと高速バスを使って分割移動すれば13,000円で移動することができるのだ。
実際の私達は札幌で一泊し体を休めたのでホテル代が上乗せされ関東-稚内の移動費用は約17,000円となったが、正規料金で片道5万円を支払わなければならないのが2万円以下になるのならば、この手法はアリだと思う。

関東から稚内までの移動に要した費用は、具体的には成田-羽田の飛行機(バニラ)が6640円、札幌-稚内の高速バス(6時間)が6200円、札幌宿泊が3800円だった。

私達は札幌での夜景巡りを考えていたので敢て成田発のLCCの最終便は選ばなかったが、この分割プランで札幌入りに最終便の飛行機を選べば、仕事の休暇を半日余分に取る必要はなく、更にLCCの運賃も安くなるというメリットもある。

国内でのLCCの利用は母も私も初めてだったので、手荷物チェックを受けてからのターミナルの中の風景も新鮮に目に映る。

各LCCの搭乗口に置いてあったのは、体重計の様な秤。
LCCは機内持ち込み手荷物の大きさには厳しく、明らかに重量オーバーそうな荷物には重さの測定も有るらしい。

母はあの秤を見て、搭乗客が飛行機に乗る前に体重を測定し、基準よりも重かったら追加料金を支払わなければならない…と思ったようだ。
きっと私が秤の意味を説明しなかったら、母は搭乗時に颯爽と秤の上に乗っていたに違いない。

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HOTELリーネルすすきの

成田から新千歳までの飛行時間は約2時間で、新千歳空港への到着は18:00頃だった。
空港から札幌へは空港バスで移動する。
新千歳空港からは様々な方面への空港バスがあり、札幌の市内中心部に行くバスの停留所番号は14番。
所要時間60分(1030円)で札幌市内中央部へと移動することができる。

すすきの地区のホテルなので、降りるバス停留場は[南三条すすきの]。バス停からホテルまでも歩いて4分程度と近く、便利だった。

利用時間が夕方のラッシュ時だったため、実際には空港バスの乗車時間は70分となったが、バス利用にして正解。
登山用具の入った重い大きなカバンを持って札幌市内のJRと地下鉄を乗り継ぐのは大変だったと思う。
空港バスだとドアtoドアに近い感覚だった。

札幌でのホテルは、以下の条件を第一条件に選んでみた。
・大通り公園のバスターミナルへ徒歩圏内
・安くて便が良い場所
その結果ヒットしたのは、リーネルすすきの(セミダブル1室7800円)。

リーネルすすきのは基本はビジネスホテル仕様だが、部屋もそんなに狭くはなくセミダブルベッドの部屋でもスーツケース2個を広げる場所は確保できた。

アメニティは必要最小限のものが置いてあり、十分。
ロビー階には各種お茶があり、自分の好きなお茶をいくつでもセレクトできるシステムで、フロントの方の感じも良く、リピートはありだと思う。

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北海道庁旧本庁舎

20時。母と私の札幌・夜景散策の始まりだ。
歩き出す時間も遅かったので、行く場所は3か所と決め、効率よく巡る。
まず最初は北海道庁旧本庁舎から。
もう夜なので、旧庁舎内部の見学は終了しているが21時までは庭を散歩することができる。

旧庁舎は開拓期の建築物で赤レンガで作られていて、その雰囲気はどことなく東京駅と似ている感じだ。

特に建物自体のライトアップはないが、薄暮の灯りの中でぼんやりと浮かび上がるネオ・バロック風の建物は圧巻だった。
(夜景モードで撮影したら、なんだか絵画風写真になってしまった)

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北海道庁旧本庁舎

この旧庁舎が建てられたのは1888年で、今から100年も前の話だ。
それなのに建物が綺麗すぎる…と思っていたら、オリジナルの道庁本庁舎は火災で焼失していて、この建物自体は1968年に復元建築された物だという事。
それでも今から50年ほど前の建築物だ。

きっと皆から愛着を持って親しまれ大事にされている建物なのだろう。

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旧庁舎を見学した後は庭を散歩しようと思ったのだが、どうやらこの日の庭の様子はいつもとは異なるようだった。

庭園の通路には竹灯篭が並べられ、竹筒の中で蝋燭が仄かに揺れていた。
近くにいらした方に聞いたら、熊本の竹を利用したチャリティ・イベントだという事。
地震の被災地の熊本で採れた竹を用いて竹灯篭を作り、鎮魂と明日への希望を祈るイベントがあったらしい。

竹は放っておいても1日に数センチのペースで伸び続ける。
そんな竹に復興への前進の気持ちを託したイベントが催されたという事だった。

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広場には、ランプを並べて何かの絵が描かれていた。

竹灯篭のイベント自体は終了し撤収作業が始まってはいたが、蝋燭絵の撤収は未だ行われてはいなく、道行く多くの方が立ち止まり、揺れる仄かな灯りを眺めていた。

ランプを公園側から眺めている時は、描かれている絵が何をデザインしているのか分からなかったのだが、正面から見て、五線譜だと認識。

折しもこの日は7月7日の七夕。
五線譜を天の川になぞらえ、作ったのかもしれない。

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札幌市時計台

予想外の竹燈籠イベントに出会い、その炎のゆらぎの美しさに感動した次に向かった夜景ポイントは、札幌市の時計台だ。

日本三大がっかり…とも云われることもある時計台だが、夜景は全然がっかり…ではない!

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札幌市時計台

屋根の飾りには北海道開拓使の象徴でもある赤い☆(星)が二つ。
ライトアップにより屋根のレース状の飾りも陰影がつき、その存在感が増している。

この時計台の最初の用途は北大の演舞場だったそうで、建物に時計塔が付加され時計台と呼ばれる様になったのは明治14年のこと。
現存する石の重力により今なお時を刻み続ける塔時計としては日本最古の歴史を持つそうだ。

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さっぽろテレビ塔

そして3つ目の夜景散策は、大通公園のさっぽろテレビ塔だ。
七夕でもあったこの日は、レアなTV塔が見ることのできる日という事で、ちょっぴり期待していた。

TV塔の何がレアかというと、その色。
通常の夜は賑やかな光に囲まれるTV塔のシルエットだが、この日は彩色を抑えたダークな色合い。

1年にたった1日だけの牽牛と織女の逢瀬を邪魔しない様に…という配慮なのだろう。

色味を抑えたライトアップの時間は21時迄で、21時を過ぎると有名な煌びやかな姿に…戻っていた。

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ピカンティ札幌駅前店

北海道での最初の食事、札幌での食事のセレクトはスープカレー。

母も私もカレーは好きだが、スープカレーは今回が初体験。
美味しいと評判のお店・ピカンティへと立ち寄る。

此処のスープカレーはスープの種類が選べて、あっさり系~濃厚系までの3種類。
私は濃厚系のアーユルヴェーダ薬膳、母はあっさり系のジャンバラでオーダーをする。

旅行記の写真は母の注文した「野菜のススメ」だが、北海道の土の味がする野菜とカレースープが抜群の絡み。
食べたこともないくせに、スープカレーとは水っぽいカレーである…と思い込んでいた私は今まで食べるチャンスを逃がしていたことを深く後悔した。

カレーライスというとハイカロリーな食事のイメージだが、スープカレーはバターの使用量もそれほど多くは無く、野菜たっぷりのどちらかというとヘルシー系の食事。
鶏がらから手間暇かけて作る出汁がベースとなるので、家庭で作るにはちょっとハードルが高い料理だが、こんなに美味しいのならば家でもチャレンジしてみたい。

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