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魔物が棲む山へ/高山病は妊夫の気分☆食べたいのに 食べられない!

富士山よりも標高の高い3400m地点への挑戦。高山病になる筈がないと思っていた相棒がまさかの・・・。【神々の峯へ-3 ABC Trek Day-2&3 (チョムロン→マチャプチャレBC)】

魔物が棲む山へ/高山病は妊夫の気分☆食べたいのに 食べられない!

魔物が棲む山へ/高山病は妊夫の気分☆食べたいのに 食べられない!

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魔物が棲む山へ/高山病は妊夫の気分☆食べたいのに 食べられない!

アラフィフのおばちゃんが挑戦したネパールでのトレッキング。
アンナプルナ・ベースキャンプ・トレック(通称A.B.C)を7日間かけて歩いてきました。

ごく普通のおばちゃんである私がこのABCの7日間を歩き通せた理由。
その1つは、私のやる気・チャレンジャー精神だと思います。
しかし、頑張る!と言う気持ちだけでは歩けなかったかもしれない。とも考えています。

もう1つ、私が歩き通せた要因となったと考えられるもの。
それは夏以降に増やした体重にあるのかもしれません。

実は、スポーツジムでトレーニングなんてバカバカしくてと毛嫌いしていた私が、なんと8月からフィットネスジムへと通っています。
ジム通いの目的はダイエットとかナイスボディになる・・・等という女性らしい理由ではなく、血液状態の改善;貧血の解消です。

娘を出産以来、極度の貧血状態であった私は、なんとかこの春までは躰をだましだまし生活していましたが、とうとう会社の健康診断でD判定となり内科を受診することに。
そして、お医者様が言うには「薬で治療をしても良いが、運動によって赤血球を普通サイズまで大きくすることも可能」とのことでした。

運動も嫌いだけど、薬もソレ以上に大嫌いな私。
薬とジムを天秤にかけて選んだのはフィットネスジムで、平日1日と休日1日の週2回、マシン・トレーニングとヨガにチャレンジしたところ、その結果は如実に表れて、8月から12月の4か月間で全身の筋肉量が3kg増えて(体重も見事に+3kg)、特に足の筋肉と体幹が強化されたようです。

そして、その筋肉を携えて年末年始に挑んだヒマラヤ・トレッキング。
ジムの効果かどうかは定かではありませんが、4000mを超える高山で心拍数が130を超える状態になっても腹式呼吸を繰り返すことにより呼吸を落ち着かせ、今までになく楽に歩くことが出来ました。

そんな私でしたが、一緒に歩いた相棒、彼の方は私とは全く逆の状態でした。
もともとが山男である彼は、アンナプルナ程度の道であればヒョイヒョイと歩ける筈だったのですが、その彼が、まさかのダウン。

トレッキング初日の宿に到着するまでは元気だった相棒は、夕食位から急に食欲が無くなり、翌日のランチにはお粥以外は食べられない状態にまでなってしまいました。
まさに、山に巣喰う魔物がとりついたかのような状態で、結果的にはトレッキングの7日間で体重が3kgも落ちてしまうという異例の事態に陥りました。
体調不良を起こすならば、それは私からだろうと思っていたのに相棒が先とは・・・想定外の事態で、私の方が困惑してしまう程。

日本の常識では計り知れない古の神々の峯 ヒマラヤ。
豊穣の女神が支配するアンナプルナ山域を相棒と共に歩いた旅行記(チョムロン;2170m→ヒマラヤホテル;2920m→マチャプチャレ・ベースキャンプ(BC);3700m)です。

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★2017年末-2018正月 ABCトレッキング旅 日程★
□12/29 羽田(00:20)-バンコク-カトマンズ-ポカラ(15:00) タイ航空 イエティ航空利用
・12/30-1/5 6泊7日 ABCトレッキング
・Day-1 12/30 ポカラ→シワイ→チョムロン(2170m)
 ■Day-2 12/31  チョムロン→ヒマラヤ・ホテル(2920m)
 ■Day-3 1/1 ヒマラヤ・ホテル→マチャプチャレ・ベースキャンプ(3700m)
 ・Day-4 1/2 マチャプチャレ・ベースキャンプ→アンナプルナ・ベースキャンプ(4130m)
 ・Day-5 1/3 アンナプルナ・ベースキャンプ→シヌア(2360m)
 ・Day-6 1/4 シヌア→ジヌー(1780m)
 ・Day-7 1/5 ジヌー→シワイ→ポカラ
□1/6  ポカラ-カトマンズ イエティ航空利用
□1/7  カトマンズ(13:55)-バンコク-(成田)
□1/8  -成田(06:15) タイ航空利用

★2017年末-2018年始 ABCトレッキング旅 旅行記★
・ビザの取得は忍耐の連歩 http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27528/
・大和撫子 山岳民族に勝負を挑む♪ 
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27547/
・高山病は妊夫の気分
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27570/
・荒ぶる女神の抱擁
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27612/
・暁の女神が纏う羽衣
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27688/
・秘湯デビュー@ヒマラヤ
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27709/

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CHHOMONG(チョムロン)

5年前に相棒が歩いたネパール;エベレスト街道。
その写真を見た私は、一目でヒマラヤの峰に恋をした。

そして、2017年の年末。
相棒と私が居たのはネパールのポカラ。
その目的はアンナプルナ・ベースキャンプのトレッキングをするため。
トレッキング初日は朝から快晴で、足取りも軽くトレッキング開始♪
歩くにつれ目の前に聳えるマチャプチャレ(山)がどんどん近づいてきて、夕方に到着したチョムロン村の宿のテラスからは、夕陽に焼けるアンナプルナ・サウス(山)、ヒウンチュリ(山)、そして魚の尾の形がくっきりと表れたマチャプチャレが私達を出迎えてくれた。

トレッキング初日の宿はチョムロン村のElysium Guest House。
ゲストハウスと言う名の山小屋だ。
ただ、山小屋と言っても日本でいう山小屋とはちょっと感覚が異なり、基本は2名または3名1室の個室で、よほど混みあわない限りは相部屋での部屋の利用は無くプライバシーを確保した状態で眠ることができる。
そして、お料理も画一メニューではなくメニューの中からリクエストに合わせて調理してくれて、それがまた結構美味しい。

山小屋に到着後に夕焼けに燃える山の姿を堪能した相棒と私は、案内された部屋へと向かう。
小部屋の中にはベットが2台と煎餅布団が各1枚。
(煎餅布団は宿泊者の人数分の用意はなく、先着順に使用権利がある)
日が落ちた山中は刻々と気温が下がり、外気温はあっという間に10℃以下。
室内に居ても、寒さがじわじわと体を侵してくる。
荷物を室内に置いた後は、ザックの中からダウンジャケットをとりだし着込んでからガイドさんの待つ食堂へと向かう。

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宿には大きな食堂があり、まずはそこでティータイム。
(写真は翌朝に撮影)

トレッキングでティータイムだなんて優雅だねぇと思われるかもしれないが、アンナプルナ・ベースキャンプのトレッキングコースは標高の高い地域を歩く為、高山病の予防対策が大切で、水分を多く摂取するという事は一番簡単に出来る高山病対策の一つだ。

お茶の種類には珈琲、紅茶、ココア、ハーブティと色々揃っているが、お勧めはミルクティやジンジャー・レモン・ハニー・ティ。
個人的にはミルクティが好きなのだが、ベースキャンプレベルまで標高が高くなると提供されるミルクティは粉末を溶かしたものになるので、山で飲むならばジンジャー・レモン・ハニー・ティがガイドさんの一押し。
レモンにはクエン酸が含まれるので疲労除去にもってこいだし、刻んである生生姜には体を芯から温める作用がある。

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そして、お茶を飲みながら今晩の食事のメニューを選ぶ。

山小屋では台所のコンロの数が限られているので一気に宿泊者全員の分の調理はできないので、宿泊者は到着時に夕食と朝食の時間とオーダーを予め伝えておき、その時間に合わせて料理をしてもらう。

食事はスープ、メインディッシュ、デザートから食べたいものを選ぶのだが、気になるのはそのお値段だろう。
山だから、お値段がお高いのでは…と思うかもしれないが、バカ高いわけではなく、此処チョムロン村であれば、ピザが400ルピー程度(約450円)で食べることができる。
勿論、山小屋の場所が奥地に行けばいくほど食事の価格も高くなり、一番標高が高いアンナプルナ・ベースキャンプの宿では、チョムロン村の2倍程度の価格設定。
それでも日本の山に比べれば安いかな。

一泊あたりの山小屋での支払いは、宿泊する宿の標高にもよるがこんな感じ↓
宿泊料が1部屋300~500ルピー
夕食と朝食で二人で2000~3000ルピー
お茶(到着時、夕食時、朝食時)が二人で800~1200ルピー
(100ルピ-=約112円)
で、基本は現地通貨ルピー払いとなるので、トレッキングをする場合にはルピーをある程度準備しておく必要がある。(米ドルは基本、使用不可)

二人で宿泊する場合は、山小屋1泊当たり3000ルピーから5000ルピーほどの現地通貨が必要となるのだが、私たちの場合は現地手配会社の方針で、トレッキング中は自分たちの持ち出しがゼロとなるようなプランを組んでいた。

どういう事かと言うと、山小屋の宿泊費とトレッキング中の食費(朝・昼・夜・お茶・水)は全て旅行代金に込みとして旅行会社に費用を算出してもらい、山小屋ではメニューにあるものは何を頼んでもOKな状態。

食事はそうそう大量に食べられるわけではないが、お財布の中身を気にせずにオーダーできるのはとっても気が楽で、ガイドさんも好きなものを頼んでいいよ。と言ってくれたので、トレッキング中は毎回の食事がとっても楽しみだった。

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そうそう、山小屋の話で忘れてはいけないのが充電の話。
旅にはカメラを持っていく方が多いと思うが、どんな高級なカメラだって電池が切れてしまったら、ただの函になってしまう。
だから、山旅をする時は充電ができる場所と言うのが、結構大きなウェイトを占めてくる。

ABCトレッキング・ルートの場合、宿の各部屋にはコンセントはなく、部屋での充電は不可能だ。
だから、7日間のトレッキング中は充電は一度も出来ないの?と心配になってしまうが、心配ご無用。

宿の共用スペースにコンセントタップが置いてあり、有料で充電できる。
(料金は、1コンセントあたり100ルピー~300ルピー)
ただし、最高標高地点(ABC)は、コンセントはあるものの使用不可の状態だった。

私はカメラの電池として予備電池を2個新品を持参したので、途中の山小屋で1回だけ充電することで十分に事が足りた。

また、スマホも2日に1回程度の充電が必要だが、スマホの場合は10000mAのポータブル充電器で7日間の必要電気量を賄う事が出来た。

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食堂でゆっくりとお茶をして明日のプランを話し合った後は、部屋に戻って休憩の時間。
室内には暖房はなく、基本的に外気と気温はさして変わらない。

リゾート地のホテルのようにお庭のテラスに座って外の景色を眺める・・なんていう優雅な事も出来なくはないが、まず風邪をひくのが落ちだろう。

部屋に戻った際の正しい過ごし方は蓑虫(ミノムシ)スタイル。
寝袋を取り出して胸まで入り込み、上にはしっかりダウンを着こむ。
これだけでかなり暖かい。

寝袋の種類だが、今回のトレッキングには真冬用の#1の寝袋を新調した。
寝袋には使用気温に応じたグレードがあり、お遊びキャンプ用の化繊棉からダウンまで(#7からEXPまで)いろいろある。
今まで私が持っていたのは化繊棉の夏山用の寝袋でせいぜい10℃程度が限界温度だったものだが、今回購入したのは-25℃の環境下でも耐えられる超あたたかダウンのお布団で、それが#1だ。

#1のレベルになるとキャンプ用品の粋ではなく完全に山道具で、寝袋ひとつで5万円程度とかなり高価なのだが、夜に心地よく眠れるかどうかはトレッキングの質を大きく左右するので、此処は譲れない処だった。
そして、今回新しくしたのは寝袋だけではなく、ダウンジャケットも。
雪山登山はG.W.の立山などで経験はあったものの、モコモコのダウンジャケットを必要とするような寒さではなかったので手持ちのジャケットで済ませてきたのだが、今回のABCトレックではさすがに中途半端なジャケットでは命の危険を伴うので、山用の体にフィットして更に動きやすいダウンジャケット(男性用のSSサイズ)を購入(34000円也)した。
そんな訳で今年の冬の私の服飾予算は、ダウン寝袋&ダウンジャケット、そして冬山用のあたたか下着の上下で使い果たし、スッカラカン。
新しい冬用のお洋服を買うのは、来年の冬まで持ち越しとなった。

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19時、夕食の時間だ。
私がポテトスープで、相棒がトマトスープ。
そしてメインディッシュにはピザと焼きそばをお願いしておいた。
テーブルの上に並んだピザたちは出来立てでホカホカであたたかい湯気が上がっていた。
さあ、いただきます♪

この日は、初日の割にはハードな心臓破りの坂を歩いたので頑張った感があり、食事もパクパクと進んでいく。
そんな私がふと横を見ると、相棒はスープの半分も飲んでいない。

どうしたの?と聞くと、なんだか食欲を感じなく、食べたくない・・・と言う返事。

この時は、トレッキング初日だし時差の関係で体内時計がずれているのかな(日本時間では22時過ぎ)…位に思ったのだが、事態はそんなに甘くはなく、この夕食を境に相棒は食べ物の臭いを嗅ぐと吐き気がするという、まるで妊婦さんのツワリの様な症状に悩まされことに・・・。

結局、ピザも焼きそばも私一人ではさすがに全ては食べきれなかったので、ガイドのディネシュさんとポーターのオニィさんに手伝ってもらって完食となった。

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ご飯を食べた後は寝るだけなのだが、寝る前にはトイレに行かなければならない。
トイレは2か所あり、洋式のお座りタイプと和式のスクワットタイプ。

日本にいる時ならば洋式が圧倒的に使いやすいのだが、海外に於いては和式の方が楽。
何故かと言うと、海外の洋式便座は便座の高さが日本よりも高めに作ってあり、身長が160cmを切る私には、お尻を便座に付けずに上手にかがみこむという体制が非常に難しい。

だから私はもっぱら和式便座の利用だ。
ところで、このタイプの和式便座を利用する際、頭を向けるのはトイレの奥か扉側かをいつも悩む。
この山小屋でも悩んだのだが、私が出した結論は、頭が扉側。
手動水洗という方式を考えた時に、排出物を流すときに水の量を節約できるのは、お尻が奥の体勢だろう。

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そして、翌朝。
朝5時過ぎに目が覚めたら、もう眠れない。
寝袋から顔を出すと空気はかなり冷たく、寝るときは寝袋の上にかけていた煎餅布団は何故か床の上に落ちていたので、もう一度布団を掛け直しかけなおしヘッドランプをONにして寝袋に潜り込み、メモ帳を取り出して日記をつける。
朝6時過ぎに空が白み始め、朝日が山を照らしだす。
マチャプチャレ山の夜明けだ。

刻々と変化する太陽高度は空の色も替え、6時半頃には見事なくらいの青空が広がり、
アンナプルナ・サウスの峰が青空にくっきりと見えていた。

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パッキングは全て終わらせ、もういつでも出発できる状態となった7時半に朝食。
私のオーダーは、ネパール風プレートで価格は500ルピー。(昨晩に朝7時半指定で準備をお願いをしておいた)。
味はターメリックのパンチが効いていて私好みの味だったが、香辛料が苦手な方はチャレンジは止めておく方が良い。
一方の相棒はと言うと、フレンチ・トーストを朝食に頼んだものの、半分も食べられず…。

そして、朝食の時に忘れてはいけないのが、保温水筒の中身の補充をお願いすること。
チョムロン村よりも標高が高い地域では、ペットボトル飲料は禁止でミネラルウォータは販売していなく、飲み水は各宿で川水をフィルター濾過し煮沸した水だけ。
その水(煮沸したてなので、まだ熱いお湯)を水筒に入れてもらう。
煮沸水も有料で、1Lが100ルピー程度だ。

私の保温水筒は380mL容量なので、水筒への水の補給は毎食事ごとにお願いした。
このような水代も全て手配代金に込みでプランを組んでもらったので、水をいくら補給しても、自分のお財布を開けなくていいのは楽だった。
また、水の三食ごとの補給作戦は、山道を歩く時に大量の重い水を自分で持ち歩かなくても良いというメリットもあった。(ポーターさんは、水は持ってはくれない)
体力が有り余っているならば1L水筒を持ち歩いても良いが、背中に1L(1kg)の水を背負って山道を歩くのは長時間になれば辛いし、高標高エリアを歩く場合は、背中の荷物は少しでも軽くしないと体が持たない。

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8時過ぎに宿を出発し、歩き始める。
Trek-2日目の始まりだ。
空は快晴で、アンナプルナ・サウスの姿もクッキリ。

このままあの山に向かって直進したいところだが、この村ではやっておかなければならないことがある。
それは、チェックポストでの押印。

ネパールではトレッキングをする旅人は何人にも関わらず、許可証を取得しなければ山に入ることが出来ない。

アンナプルナ・ベースキャンプ・コース(ABCコース)で必要なのは、TIMS(Trekkers Information Management System)とアンナプルナ保護区入場証で、チェックポストと呼ばれる関所で押印を貰う。
コレがこのコースでのルールだ。

チョムロン村のチェックポストの脇にはインフォメーションボードがあり、トレッキング・ルートにある宿の情報などが記載されていた。
その中でも、重要なのがAMS;Altitude Mountain Sickness;高山病についての記述だ。
高山病の症状、原因、予防法などが記載されていて、初期の症状として現れるのは、睡眠障害、めまい、頭痛、食欲不振、吐き気、頻脈等。
高山病が発症しだすのは2500m付近からだという事で、標高が2170mのチョムロン村ではそんなに心配することがないが、これから先の高標高エリアでは、十分に警戒しなければいけない。
高山病の予防としては、ゆっくりと高度順応していくことと水をたっぷりと飲む事。
ボードによると1日3L程度飲むようにとあったが、そんなに飲んだらお腹が水でチャプチャプしてしまいそうだ。

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魔物が棲む山へ/高山病は妊夫の気分☆食べたいのに 食べられない!へのコメント

animoさん  2018/02/01 21:50

ヒマラヤ旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
アンナプルナの峯の美しさや高山病の予想もしなかった症状など、山の景色だけでなくこれから旅を計画する方の役に立つような情報を交えて、旅行記を書いていきたいと思っています。
旅の続きは、もうしばらく待ってくださいね。

にゃもにゃもさん  2018/01/31 10:59

すごく面白くて一気に読んでしまいました!
私も続きがすっごく気になります…!続き楽しみにしてます!

animoさん  2018/01/23 23:36

元・山ガールの綴るトレッキングの記録。内容があまりにもマニアックすぎるかと思いましたが、読んでもらえて嬉しいです。
山の魔物の魔の手は容赦なく体調のちょっとした変化の隙間を狙い、ガツンと攻めてきます。人によりそれが頭痛を伴う事もあるようです。
相棒の状態はひたすら嘔吐と吐き気。頭痛は薬で抑えられますが吐き気は如何ともしがたく、彼の体力が勝負のトレッキングとなりました。

すみとさん  2018/01/23 13:15

ここまでとても面白く読ませて頂きました。
続きが気になって仕方ありません!


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