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【Wild女子旅】遊牧民のユルタでキャンプ/紅砂漠の青蜥蜴

73歳の母と私のウルルン旅の第5弾は、ウズベキスタンの大自然の中へ。紅の砂漠とも呼ばれるキジルクム砂漠では、遊牧民の移動式住居に宿泊。ワイルドなウズベク旅も面白いよ♪【スタンの国へ-5】

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【Wild女子旅】遊牧民のユルタでキャンプ/紅砂漠の青蜥蜴

2017年のゴールデンウィークに御年73歳になる母と共にウズベキスタンの碧い都市を歩いてきました。

ウズベキスタンの旅と言えば、まず最初にイメージとして浮かんでくるのは青の風景であるトルコ・ブルーやラピスラズリ・ブルーで彩られた古きイスラム建築のモスクやメドレセ(神学校)だと思います。

母と私のUZ旅の目的も最初は、古いオアシス都市を歩き廻る…と言う事でした。
しかし、旅のプランニングをしていく内にウズベキスタンの魅力は都市遺跡だけではなく、国土の大半を占める自然;砂漠にもあることを知りました。

知ってしまったら行きたくなるのが、私たちの旅。
ウズベク語もロシア語も分からない二人でしたが、なんとかなるさのお気楽な気持ちで自然を楽しむ現地ツアーに参加しました。

ツアー内容はシンプルで砂漠の中のアイダクル湖へ行き一泊するだけですが、湖へと向かう道中ではキャラバン・サライの遺跡に立ち寄ったり、5000年以上昔の古代の岩絵を見たり、アレクサンダー大王が建築した砦へと登ったり…。
勿論、目的地のアイダクル湖で泳ぐこともできます。

そして、夜はキジルキム砂漠の遊牧民族の移動式住居ユルタでキャンプをしました。
星降る砂漠でのキャンプも楽しかったのですが、母と私にとって一番の思い出となったのは、早朝のキャンプでの散歩。
コンパスもGPSも何もない状況の中で、真っ赤な芥子の花が咲き、野ウサギが駆け回る砂漠の中を太陽の方向だけを頼りに歩き廻りました。

砂漠はモノトーンの世界…等と表現されることがありますが、きっとそう感じる方は砂漠の一つの面を見て、そのように感じたのでしょう。
赤い芥子の花に、ビビッド・カラーの手足をしたトカゲたち。
キジルクム砂漠の春は色彩に溢れた世界でした。

☆★2017G.W. スタンの国へ行ってみよう♪母と娘で歩くシルクロード 旅程☆★
□5/2 成田09:25-11:50インチョン15:45-19:20タシュケント(大韓航空)
    タシュケント駅22:05-寝台列車-05:55(+1)ブハラ駅
□5/3 ブハラ観光
■5/4 アイダクル湖・キジルクム砂漠への一泊二日ツアーへ
■5/5 キジルクム砂漠-サマルカンド
□5/6 サマルカンド観光
□5/7 サマルカンド観光 
    タシュケント21:20-
□5/8 07:35インチョン10:10-12:30成田(大韓航空)

☆★旅行記☆★
・闇両替も悪徳警備員も、どんと来い♪ http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/26626/
・夜行寝台列車はクリスティの世界
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/26650/
・古のオアシスに微睡む夢
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/26705/
・アレクサンドロスの追憶
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27747/
・砂漠のユルタでキャンプ
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27813/
・生ける王が眠る青い古都
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27843/
・Win-Win詐欺★甘い話には裏がある
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27869/

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母と旅したウズベキスタン。
今回の旅は一応、母と娘の女子旅というコンセプトで計画を立てはじめたのだが、私たちの旅がいわゆるインスタ映えする景色を求める女子旅で終わる…なんていうことはありえなかった。

勿論、旅程には青いタイルが美しい古都巡りは外せないのだが、ウズベキスタンの魅力はそれだけではない。
郊外へと足を延ばせば、かつてシルクロードを渡るラクダに乗った隊商が歩いた砂漠があり、小さな町にはアレクサンダー大王が作った砦が今も残り、その砦の上を現代に生きる私たちが歩くことが出来る。

でも、そんなガイドブックにも載っていない様な場所はメインの観光地からは遠いのではない?と思うかもしれないが、今回、母と私が行訪れたのはサマルカンドやブハラから車で4時間ほどでアクセスできるアイダクル湖の湖畔。

通常ならば半日で移動できるブハラ→サマルカンドへの行程を、途中でアイダクル湖へと立ち寄る1泊2日の現地手配として現地手配会社のAdvan Tourにアレンジを依頼した。

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そして、今回の旅行記【5】はアイダクル湖への手配1日目の午後、アレクサンダー大王の砦を出発したところからスタート♪

アレクサンダー大王の砦があるのは小さなオアシス都;ヌラタで、そこから先の道はキジルクム砂漠の中を突き抜ける一本道。

砂漠というと、日本人に典型的なのは大きな三角形の砂丘が波のように連なる光景が一般的だが、この辺りではこのような場所が、砂漠と言われている。
緑の草が生えている光景は私にとっては草原なのだが、この辺りは土地がとても痩せていて野菜などを育てるには向かないそうだ。
そういう意味では、この様な場所は砂漠なのだろう。

13時過ぎにヌラタを出発した車は14時半に今晩の宿(写真)に到着。

今晩の宿はホテルではなく、キャンプ。
ウズベキスタンの遊牧民の伝統的な住居であるユルタに一夜の宿をお願いする。

ユルタは遊牧民たちが使う移動式の住宅だが、残念ながら今回は現地の方のお宅にホームステイ(今風に言えば民泊とも云うのかな)ではなく、私たちが宿泊するのは観光客向けに整備されたユルタが並ぶキャンプ;Oiziloum Safariだ。

73歳のおばあちゃんがキャンプでの宿泊ってどうなの?と思われるかもしれないが、ユルタでのキャンプに乗り気だったのは私よりも母。
彼女の好奇心は尽きることがない。

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まずはキャンプのオーナーである女主人に挨拶に行き、私たち用のユルタに案内してもらう。

ユルタの前で私たちをお出迎えしてくれたのは駱駝。
駱駝は砂漠を渡る旅には必須のアイテム。
そのシルエットは、砂漠旅の気分を更に盛り上げてくれる。

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ユルタに荷物を放り込んだ後は、車でアイダクル湖(Aydar Lake)へと向かう。

アイダクル湖はウズベキスタンで2番目に大きい湖なのだが、天然の湖ではなくウズベキスタンがソビエト連邦の一部であったときにソ連の失態によって出来た湖だ。

ソ連が失敗したこととは、ダム水のコントロール。
ウズベキスタンの大半を占める水の少ないやせた土地の灌漑政策として巨大なダムを作ったのだが、そのダムは雨季の大雨であっという間にオーバーフローし、その水が低地の砂漠へと流れ込み、3000平方kmの巨大な湖であるアイダクル湖を作り出した。

アイダクル湖へと到着すると、ドライバーのユルキンさんも完全にリラックスモードで、堅苦しい恰好から半パンとシャツに着替えて(まるで日本の縁側でステテコで夕涼みするオジサンみたいな恰好)、私達を湖畔へと案内してくれた。

海のないウズベキスタンでは、湖は泳ぐことの出来る貴重な場所。

だから湖畔には海の家のような掘立小屋が建てられていた(管理人がいる時は屋根の下は有料)。

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運転手さんは私たちを案内すると車へと戻り、ここからは母と私のフリータイム。
さっそく、私たちも靴を脱いでズボンを膝までまくり上げて、水の中へと入る。

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外気温は30℃以上あるので、水の中に足を入れているだけで心地よい。

アイダクル湖はもともとが湖ではなく低地だった場所なので、その地形は遠浅。
だから、波打ち際から5~10mくらいまでの水深は大人のひざ丈以下だった。

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母も私もジャブジャブと水の中を歩いて、水中散歩。

遠浅なので、湖底の形が作り出す水の波紋も綺麗。

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ロシア人と思われる方たちは水着に着替えてスイミングらしい。

ウズベキスタンはロシア人にとっては国内感覚の国(ロシア語が通じるからね)で、中でもアイダクル湖は水遊びができる場所として知られているのだって。

湖の浅瀬には小さな魚の魚影があちこちに。
私がその魚と戯れていてふと目を上げたら、母の姿は遥か遠くになっていた。
全く、好奇心の塊のような人だ。

ソ連の失態により出来たこのアイダクル湖だが、ウズベキスタンの人達にとっては恵みの湖。
汽水湖であるアイダクル湖にはスズキをはじめとする魚類が2000種あまり生息しアクティビティとして魚釣りも楽しめるし、鳥類を餌とするさまざまな野鳥が飛来しその姿をみようと野鳥愛好家たちも集まる。
また、海のない中央アジアでは泳げる湖は観光地としての収入源にもなるとのことだ。

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水の中で遊んでいたのは1時間弱。
湖からでたあとは、周囲の自然散策。

水分が少ないやせた土地であるキジルクム砂漠。
お花なんて咲いていないだろう…と思っていたのだが、植物の生命力は強い。

トゲトゲのある茨のような草に紫の花が咲いていた。

花愛づる婆である母は、野草にも興味津々で、この花を写真に撮ってとリクエスト。

可愛い花だと思うけど多分、雑草だよ…という言葉を飲みこみ、お望みのままに。

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【Wild女子旅】遊牧民のユルタでキャンプ/紅砂漠の青蜥蜴

アイダクル湖に居たのは16時半過ぎまで。

本当はもっと湖で遊びたかったのだが、運転手さんが17時を過ぎると急に冷えてくるから…とわざわざ湖畔まで迎えに来てくれたので、半分シブシブとユルタのあるキャンプに戻ることに。

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【Wild女子旅】遊牧民のユルタでキャンプ/紅砂漠の青蜥蜴

ここから夕食まではキャンプでのフリータイムということで、いったん、自分たちの移動式住居であるユルタに戻ることに。

ユルタの中は結構広く、私たち二人が滞在するには十分の広さ。
寝具としてお布団が準備されていた。

ユルタの天井を見上げると、この住居が移動用の組み立て式であることがよくわかる。

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