微睡みからの目覚め/異世界に揺れる花房

GWは藤と躑躅を愛でにお出かけ。濃い紫~淡いピンクの藤、斑入りから真赤な霧島躑躅までその花色はグラデーション。初夏を思わせる日差しの中、花からあふれ出るエッセンスをたっぷりと浴びてきました。

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微睡みからの目覚め/異世界に揺れる花房

木枯らしが関東平野を吹き荒れていた頃、150年の齢を重ねた貴婦人が一人語りを聞かせてくれました。
彼女が紡ぎだす物語は幻想的で儚げで…、心の奥底にじんわりと沁みこんできました。

そして、春。
私は再び貴婦人に会いました。

春のひと時は1年中で彼女が一番輝く時。
大きく広げた貴婦人の腕には無数の花房がつき、微風が揺らす花房の簾は、命の樹のように神秘的ですらありました。

ゆらゆら揺蕩う藤房の花。
それは、まるで春が奏でる幻想曲に身を任せているかのよう。

永き齢を重ねる貴婦人と春が奏でる藤色の光。

彼女には私達人間には見ることのできない未来が見えているのではないか…。
そんな気がした夜でした。
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