大聖堂
外観は重厚で、全貌が写真に納まりきらないほどでしたが、神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われていたという内部は、意外にもシンプルでした。壁や柱には白い線が引かれていて、あたかもレンガ造りのように見えます。内部にはヴァン・ダイクの宗教画もあり、見ごたえあります。レーマー広場を探すなら、この大聖堂の塔を目印に。
マルクトハレ
レーマー広場から徒歩5分ほどの場所にマルクトがあります。肉屋、パン屋、八百屋、花屋などが揃い、フランクフルトの台所です。ウインドーから見るお菓子はどれもおいそそう。そして、初夏はホワイトアスパラガスの季節。こんなに太いアスパラガスが山積みに。
レーマー広場
レーマーの皇帝の広間で、歴代神聖ローマ皇帝の肖像画が52枚。皇帝らしい威厳のある風貌の人物もいれば、これも皇帝?という風貌の人物も。人物の特徴を備えた肖像画が面白いです。
ここに至るまでの入口がはっきりと書いてないので、入口らしいところをうろうろしていたら、係の人が自販機で入場券を買うように教えてくれました。係の人がいなければまず気づかれない自販機です。広間ではチケットのチェックがありましたが、チケットを買わずに入ってしまった人もいて、チケットを買いに行かされていました。
シュテーデル美術館
マン川を渡ったところに、シュテーデル美術館があります。美術館に至るまでの道は散歩するのに最適です。
美術館は特に広大というわけではなく、2時間あれば回れます。レンブラントやフェルメール、ムリーリョ、ティントレットなどの、イタリア絵画から北方絵画も所蔵されており、見応えは十分。館内のカフェもおしゃれで、感じよかったです。
ケルン大聖堂
ケルンといえば大聖堂。ケルン中央駅を出ると、目の前に全貌が現れました。
大聖堂の壁はほとんどステンドグラスといっていいほど窓が多くて大きくて、それらも絵画みたいに細かくて美しかったです。日が差し込んでくると、ステンドグラスが壁に映って幻想的でした。
150m以上ある塔にも記念に上りました。息が切れて足が痛くなりましたが・・・塔からはケルンの街の眺めを一望できました。