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恐怖の絶景☆スリルMAX♪奇跡の岩で冷や汗タラリの球遊び/シェラーグボルテン

世の中に絶景は山ほどあれど、これほどの怖さを秘めた奇跡の絶景Kjeragboltenはココでしか見れない!!!真夏に、冷や汗タラリの涼をお届けします♪ 【Fjordドライブ1300km-5】

恐怖の絶景☆スリルMAX♪奇跡の岩で冷や汗タラリの球遊び/シェラーグボルテン

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恐怖の絶景☆スリルMAX♪奇跡の岩で冷や汗タラリの球遊び/シェラーグボルテン

2017年の夏旅は相棒と二人でノルウェーへと旅しました。
ノルウェー旅は今回が2回目で、この旅のコンセプトは【恐怖を味わう旅】。
恐怖とは恐れおののく怖さ…と言う事ですが、ノルウェーに点在する幽霊屋敷などの心霊スポット巡りをしよう♪という訳ではなく、此処で言う恐怖とは、背筋がぞくぞくし体の芯から涼しくなる様な絶景と言う意味です。

今回のノルウェー旅で私たちがセレクトした絶景(恐怖)スポットは、3つ。
1. トロルの舌(Trolltunga)
2. プレーケストーレン(Preikestolen)
3. シェラーグボルテン(Kjeragbolten)

トロルの舌やプレーケストーレンはガイドブックや世界の絶景を紹介する写真集にも掲載されることが多いので有名ですが、3つ目のシェラーグボルテンは近年では多少の知名度はでてきているものの、世界的にはマダマダ知られていない穴場の絶景・絶叫スポットです。

このシェラーグボルテンが、どんな風に絶景かって?
文字で説明するのはなかなか難しいのですが、シェラーグボルテンの風景は自然が作り出した奇跡とも呼ばれる絶景で、大きな丸い石球が1000mの高さで垂直に立ち上がる2枚の崖に挟まれた風景で、それは、宙に浮く石球をかろうじて2枚の崖が支えているかの様にも見えます。

しかし、その風景だけではただの【絶景】で、【絶叫】とは言えません。
【絶叫】という接頭語が付くのには理由があり、このシェラーグボルテンの石球にはオプションの遊びがあり、誰でもこの石玉の上へと飛び乗ることができます。

石球の上面は平らではなく、その足場は緩いカーブのかかった曲面であり、その曲面にまっすぐに足裏を載せることが難しく、さらに石球が存在するその場所はフィヨルドの水面から1000mの高さの中空。

勿論、石球の周囲に柵などは一切なく、石球に登る時に、歩く時に、降りる時にバランスを少しでも崩そうものならば、今のいる世界とはサヨナラをしなければならない究極のアクティビティでした。

暑い夏にはピッタリ…の涼ではありましたが、さすがの私も冷や汗タラリ…の経験となったシェラーグボルテンへのトレッキング旅を、アクセス方法などを含めて旅行記として綴っていきたいと思います。

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□7/1 成田発 午前- SK便- コペンハーゲン着 -SK便- ベルゲン着
□7/2 アイ・フィヨルドへ移動 ボーリング滝・トレッキング
□7/3 トロルの舌・トレッキング
□7/4 スターヴ教会 & ダイナミックな滝巡り/Odda
□7/5 氷河トレック/Blue Ice Hike Juklavass Glacier
□7/6 プレーケストーレン・ハイキング
■7/7 シェラーグボルテン・トレッキング
□7/8 スタバンゲル & ベルゲン 街歩き
□7/9 ベルゲン発 午前 - SK便- コペンハーゲン着 -SK便-
□7/10 成田着 午前

☆★☆★☆ ガイドブックにはないノルウェー 旅行記 ☆★☆★☆
【1】トロルの舌で愛を叫ぶ
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/26850/
【2】スターヴ教会と滝巡り
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28142/
【3】惑星ホスの氷河を歩こう♪
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27157/
【4】プレーケストーレンから転落未遂!?
http://tabisuke.arukikata.co.jp/album/27158/
【5】宙に浮かぶ奇跡の岩:シェラーグボルテン
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28146/

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世界中に絶景スポットと呼ばれる地形は数多くあるのだが、多くのメディアが絶景○○を多発し、更に実際の写真を加工した装飾写真も多くなっているので、ちょっとやそっとの絶景では驚かなくなっていた私。

このKjeragと呼ばれる山にある不思議な岩を初めて知った時も、その光景があまりにも突拍子もなく、映画撮影の為のセットだろうか…という考えが最初に頭をよぎったほどだった。

しかし写真の説明から、この崖に挟まれた岩球が実際に北欧のノルウェーの何処かに存在する知った時、身震いがするほどゾクゾクした。
それは、まるでポスターの中から手招きされている感じで、おいで…と耳元で囁かれるような感覚にも似た背中の疼き。

でも、その当時はこの場所Kjeragのノルウェー語での読み方が「シェラーグ」であるという事も知らなかったし、岩の名前がKjeragbolten(シェラーグボルテン)であることも知らなかった。
第一、この岩へと歩いて行くことができる…なんて情報はどこにも書いていなかった。
だからKjeragの絶景は私にとっては凄い絶景ではあったが、多分、自分の目では見ることのできない場所であろうと思っていた。

(写真のポスターに写っている裸オジサンは、知らない人…かと思っていたのだが、トレッキング後に衝撃の事実が判明!!!)

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そんなKjeragだったのだが、インターネットでの情報の伝達スピードは予想以上の速さで、写真を初めてみた時に調べた時には数少なかったKjerag情報は、2016年の冬にはネット上に溢れるほどあり、リーセフィヨルドの公式ホームページにはKjeragbolten(シェラーグボルテン;和訳→シェラーグ岩)へのトレッキング情報まで掲載されていた。

奇跡の岩;シェラーグボルテンへと歩いてアクセスできるって本当!?…と、その情報を見つけた時には小躍りしそうなくらい嬉しくて、早速、2017年のノルウェー・トレッキング旅のルートにKjeragを組み込んだのだったが、地図上では近く見えてもフィヨルド地形のノルウェーの山はアクセスがけっこう大変。

今回の旅の中でのルート検索で一番時間をかけた場所がこのKjeragで、何回もプランを練り直し、Kjeragbolten への1Day Trekkingをプランニングした。

(写真:Kjeragへのベースとした港町;スタバンゲルの朝の街並み)

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シェラーグボルテンへのアクセス方法には以下の5つの方法が考えられた。

方法1:船でリセボン(Lysebotn)村へ移動し、トレイル・ヘッドまで自力移動
方法2:日帰りトレッキングツアーに参加
方法3:スタバンゲルとトレイルヘッドを往復するバス(1往復/1日)便利用
方法4:ヘリコプターをチャーターし、シェラーグ山の中腹まで運んでもらう
方法5:レンタカーを用いて陸路でトレイル・ヘッドまでアクセス

シェラーグボルテンのあるシェラーグ山があるのはリーセフィヨルド(フィヨルドの対岸には有名なプレーケストーレンもある)の崖の上。
だから、アクセス方法として最初に思いつくのは方法1のフィヨルドを船で横断して、シェラーグ山の麓にあるリセボン村へと渡り、自力でトレイル・ヘッドまで歩く方法だ。
私も最初はこの方法を考えたのだが、船のタイムテーブルを調べてみると…1日でフィヨルドを往復するのは難しいタイムテーブルで(無理をすれば可能だったが、船の待ち時間がやたら長くなる)、却下となった。

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次に考えたのが方法2の個人ガイドが企画する既成のシェラーグボルテン・トレッキングツアーへの参加だ。
このツアーはスタバンゲルの町を早朝に出発し、夕方までに帰着する(ドライバー&トレッキングガイド兼用)少人数のグループツアーで、内容的には非常に魅力的だったのだが、そのお値段はノルウェー価格。
ツアー参加費用は日本円換算でおひとり様30000円と高価で、とても2人分の予算は私たちのお財布からは捻出できなかった。

そして、方法3の1日1往復するバス利用は往復で一人10000円程度と安価なのだが、このバス便は利用者の評判がとことん悪かった。
スタバンゲルでのピックアップがいつも遅くなってトレッキング時間が短くなることが多いなど、良い評価が殆ど書き込まれていなかった。
安さだけに目が眩みこのバスを往復で利用した場合、トレッキングに使える時間はタイムテーブル通りにバスが運行したとしても5時間。
バスが時間通りに動いてくれれば何の問題もないのだが、もし遅延などのアクシデントが起きてしまうと、せっかく現地まで行ったのに、宙に浮かぶ岩球に辿り着く前にタイムアウト!という事態になりかねなかった(シェラーグボルテンへのトレッキングの所要時間はコースタイムで5時間)

更に方法4のヘリコプターチャーター案も一機17万円(4人まで可能)と論外!!で検討するに値しなかった。

と言う訳で、私たちが選んだのは、他力本願ではなく自力で頑張る方法5のレンタカーで陸路をひたすら突き進むルートだったのだが、レンタカーでの移動は決して楽な方法ではなかった。

(写真:シェラーグ山のトレッキングルートへと向かうカーブの多い細い道路)

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宿泊していたスタバンゲルの港町からシェラーグ山のトレイル・ヘッドまでは直線距離ならば40kmもないのだが、此処はノルウェーのフィヨルド地帯。

ノルウェーのフィヨルド地帯は太古の昔に陸地を削り取った氷河が作り上げた地形。
まだ恐竜も生まれていない遠い昔、氷河は高い山の上から大地を抉りながらゆっくりと海へと流れ、その痕跡を大地にのこぎりの刃のように刻みこんだ。
だから現在あるノルウェーの大地は、入り江が幾重にも食い込む櫛の歯のような形をしている。

ノルウェーでは車が通る国道は入り組んだフィヨルドの沿岸を避け、出来るだけ直線で移動できるように内陸部に作られている。
その結果、宿泊地から直線距離で40kmもない場所へ行く為だけなのに、国道をぐるりと大回りしてから支道に入る片道156kmルートを行かねばならなかった。

また、ノルウェーの道は国道を走っている分には快適なのだが、国道を外れて細道に入り込んだとたん、車線が狭くなりカーブも多くなる。
カーブの連続する道は旅行者の私たちにとっては厄介な道だったが、地元の方たちは運転し慣れている道。
地元車はどんなに急なカーブでもスピードを緩めずに曲面へと飛び込み、そのスピードのままカーブから飛び出してくるので、初めての道を走る私たちはカーブを曲がる度にいつ車が飛び出してくるのか心臓バクバクのドライブで、道中の約3時間のドライブ時間には気の休まる時間は殆どなかった。

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恐怖の丸岩;シェラーグボルテンへの1Day トレッキングへの決行は2017年7月7日。
ベースとして宿泊していたのは、ちいさな港町のスタバンゲルだ。
宿泊したホテルはトーンホテルスタバンゲル(Thon Hotel Stavanger)で、このホテルはスタバンゲルでは貧乏旅行者には一押しでお勧めのホテルだ。

ホテル自体の立地も繁華街のど真ん中で観光にも便利なのだが、お勧めの理由は宿泊料金。ツインルームで1部屋16000円程度とノルウェーの物価と比較したらそんなに高くない(日本の経済感覚で見たら10000円程度)のに、食事が朝と夕方の二食が付くという料金設定だった。

夕方の食事はそんなに豪華ではないが、ブッフェ方式でお替り自由。
食堂のような場所でも簡素な定食に3000円程度が必要な超物価高の国ノルウェーでは、夕食代が宿泊料金に含まれるという料金設定は非常にありがたかった。

そして、朝食はかなり豪華な品ぞろえで、更に早朝に出発する場合は前日の夜までに申告しておけば、豪華な朝食ボックスも準備してくれる。

私たちもシェラーグボルテンへと向かったこの日の朝は早朝出発を予定していたので朝食ボックスを準備してもらったのだが、出来立てのスムージーを渡す直前に作ってくれるそのサービス精神とホスピタリティーの高さにはちょっと感動だった。

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ホテルを出発したのは朝の4時。
起床は3時半だ。

日本の感覚で行けば、夏でも朝4時はまだ夜明け前だが、北欧のノルウェーの真夏は白夜に近い状態で空が漆黒の闇に包まれる時間は2時間ほどしかなく、朝4時と言えば、自動車のライトもスモールで十分な程度の明るさがある。

私たちがトレッキングへの出発を朝4時と言うこんなに早い時間に設定したのには理由がある。

夏のノルウェーは観光の最盛期のシーズンだが、天気は晴れの日が続くことが無いこと滅多にないのが当たり前の土地。
この日の天気予報も、午後からが雨予想。

シェラーグボルテンのあるシェラーグ山は基本は岩山で、雨が降ると歩きにくくなるので、できれば雨の降り出す前に目的の奇跡の岩へと到達したかった。

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国道を1時間ほど走るとその先は山道。
山道へと入るとそこはもう地元の方たちの生活道路で、朝から羊さん達が活動中。
餌場へと向かう羊達は悠々と道路を横切り、さらに横断を待つ車の前で座り込む羊も多数いた。

いったん道路に座り込んだ羊はなかなか立ち上がってはくれない。
だから、羊に進路妨害をされるたびに車を降り、羊とお話の時間。

羊は車の前には平気な顔で座るくせに人間が近くによると自然と歩き出す不思議な習性を持つので、この日の朝は私の出動回数も多かった。

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天気予報が当たれば朝の雨の確率は低かった筈なのだが、山岳地帯の天気は安定していなく、途中からは小雨の中をドライブ。

シェラーグボルテンのトレイル・ヘッドがある駐車場に到着したのは朝7時。

こんな朝早くにやってくるもの好きのトレッカーはそんなには居ないだろうと思っていたのだが、この天気では皆が同じことを考えたようで、すでにもう3組がトレッキングの準備に入っていた。

駐車料金は200クローネ(約3000円)で、駐車可能時間帯は朝6時から24時までで夜間は駐車禁止となっていた。

まだ朝早かったのだが、駐車場の管理人さんはもうスタンバイしていて、私たちが車を停めるのと同時に駐車料金を徴収。
ここは有人徴収式だったので、クレジットカードでも現金でも支払いが可能だった。

車を停めたら早速、私たちも支度を開始。

まずはホテルで作ってもらった朝食を食べて体力を補充し、トレッキング装備を身に着けて…とごそごそしていたらあっという間に第一駐車場はほぼ満車に近い状態になっていた。
シェラーグボルテンの駐車場は天気が良くても悪くても朝は早目に来る方が良さそうだ。

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トレッキングの準備ができたら早速、Kjeragbolten(シェラーグボルテン)へと向けて歩き出したいが、此処で忘れてはいけないことがある。

忘れてはいけないコト…それは、トイレ。

ノルウェーにはトレッキングの出来る自然が沢山あるが、その大部分でトレイル上にトイレは設置していなく、往復10時間の時間を要するトロルの岩へのトレイルにもトイレは無かった。
もちろん、シェラーブボルテンへのトレイル上にもトイレはないので、駐車場に併設されたトイレ(有料ではなく、無料だった)への立ち寄りは必須となる。

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