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入管で別室連行され、強制送還の危機!☆トラブル抜きでは始まらないモロッコ旅

娘の成人のお祝いに母が特製アレンジしたモロッコ旅をプレゼント。記念旅行なのに入管で、母がまさかのモロッコ人詐称で捕まった!? 到着初日から波乱万丈の女子旅です【アダルト娘と旅するモロッコ-1】

入管で別室連行され、強制送還の危機!☆トラブル抜きでは始まらないモロッコ旅

入管で別室連行され、強制送還の危機!☆トラブル抜きでは始まらないモロッコ旅

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入管で別室連行され、強制送還の危機!☆トラブル抜きでは始まらないモロッコ旅

2018年の年末年始は砂漠の国へ二十歳を迎えた娘との二人旅。

6年前の2012年。
当時、中学2年生だった娘と二人で初めて足を踏み入れたモロッコ。
夜のマラケシュで悪徳道案内に絡まれ、あわや流血…のアクシデントに見舞われたものの、日本に居ては出来ない様々なことを経験してきました。

そして、2018年の年末も再び二人でモロッコへ。
二回目のモロッコだから、ツアーでは味わえない個人旅ならではのディープで現地密着型の旅に仕立てたいなぁ。

そんな想いを抱えた母が立案した旅は、青の街と砂漠を味わう旅。
娘には大まかなプランニング内容は伝えましたが、核心の部分はSecretで日本を出発しました。

果たして、私からの成人のお祝いの旅を、娘は喜んでくれるのか!?

プランナーとしての私自身もワクワクしながらスタートしたモロッコ旅は、初日の入国審査から別室に連行されてしまう心臓ドキドキの旅。

モロッコ大好きな娘と母が歩いた旅日記の始まりです。

☆★☆2018年末-2019年始 アダルト娘と旅するモロッコ☆★☆
【1】別室連行から始まるモロッコ旅:https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28693/
【2】知られざるフェズを探して:https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28714/
【3】青の絶景に瘴気の谷を見た
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28823/

      ☆★☆ 旅の旅程 ☆★☆
■12/27 成田空港発22時のエミレーツ航空でモロッコへ
■12/28 カサブランカ空港着13時 モロッコ国鉄でフェズへ移動
□12/29 フェズ1日観光
□12/30 シェアチャーター車でシャウエンへ シャウエン観光
□12/31 シャウエン観光 シェアチャーター車でフェズへ
□1/1  モアイワン・アトラス山脈を越えてメルズーガ砂漠へ
□1/2  地元の暮らしを体験し、駱駝で砂漠の真ん中へ
□1/3  ノマドのお宅にホームステイ
□1/4  駱駝で砂漠を縦断し、Ziz谷へ
□1/5  エルラシディア空港9時のモロッコ国営航空でカサブランカへ
    カサブランカ空港15時発のエミレーツ航空で日本へ
□1/6  成田空港着17時半

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あれはもう、遠い昔の話。
成人式で着物を着るか、海外留学をしたいのか。
20歳を迎える私は父に二つに一つの選択を迫られた。

そして、2018年初春。
あの時に英国への海外留学を選んだ私は、今年二十歳を迎える娘に二つの提案をした。
20歳の記念は海外留学、それとも母との二人旅、どちらがお好み?と。

娘の答えは、母と一緒の旅。
そして、その理由がなかなか面白かった。
海外留学も興味はあるけれど、なんとなくどんなことをするのか予想が出来る。
でも、母と一緒の旅ならばジェットコースターのような先の見えないドキドキの旅になるのでしょう…。

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入管で別室連行され、強制送還の危機!☆トラブル抜きでは始まらないモロッコ旅

さすが、わが娘。
母の旅の嗜好をよく分かっている。

旅の行先は娘の希望の地へ。
娘の希望は6年前に訪れたモロッコの再訪。
砂漠での日々をもう一度体験したい…、彼女はそう言った。

行先さえ決まれば、此処からは母の出番。

2018年2月。
モロッコまでの航空券をエミレーツ航空から購入すると同時に母のプランニングが始まった。

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娘と二人のモロッコ女子旅。

2012年に訪れた6年前の旅ではカサブランカからの南回りルートで、マラケシュ、ワルザザート、サハラ砂漠とアプローチをしたので、今回の旅では北回りのルートで。

カサブランカ→フェズ→シェフシャウエン→サハラ砂漠へと移動し、エルラシディア空港からカサブランカへ戻るルートでプランニングを開始した。

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モロッコへの旅は6年前にも経験済みだったので、プランニングは楽勝かと思われたのだが、伏兵があちこちに出てきては槍をチクチクと刺してきて、なかなか最終的な計画が固まらなかった。

その伏兵の一つが物価の上昇。
モロッコは欧州化が加速的に進んでいる国で、旅物価が6年前と比較すると1.5倍位に上昇していた。
写真はシャウエンのカスバの入場料表だが、モロッコ国民と外国人入場者の入場料で価格差が設けられている場所も有り、この場所ではモロッコ国民が約120円、外国人は約720円とその価格差は6倍。

6年前はそんな場所は殆どなかったのに…。

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また、旅の安全の確保もモロッコ旅では重要なポイントだった。
娘との二人旅なので旅に豪華さは求めはしないが、ある程度の安全は確保した内容にしたい。
特にモロッコのような国では安全はお金で確保できるもののひとつであり、旅予算の中のどの程度を安全対策に費やすのかが最大の課題だった。

写真はフェズの旧市街(メディナ)中の路地だが、メディナの中には観光客が入り込んでは(特に夜間)無事には出ることの出来ない場所も存在するという。
だから宿の場所選びも重要項目の一つだったのだが、地理的に便の良い場所にある宿はそれなりにお高く、私達にはなかなか手が届かない。

しかし、地理的に便が良い場所、観光に便利な場所にある宿が安全面でベストかと云うと、実はそうではないのが都市部。
特にフェズでは観光の中心地ともいえるブー・ジュルード門の近辺の細道は夜間の治安が最悪に悪いというのは現地旅行会社の間では常識で、観光立地の良い宿=安全性の高い地域の宿ではない。

そんな情報を仕入れながら、安全性が高い地域での安い宿を探す努力…と云うのもなかなか大変だった。

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更に、モロッコ国内交通の問題もあった。

旅の時期が年末年始を挟むためにモロッコ国内を縦横無尽に走るバス網のスケジュールがなかなか公表されず、発表されたと思ったら、年末はバスの便も通常期の1/3程度に減便されていた。
CTMやSupratoursの長距離バスを利用した旅を計画していた私には、バス便の減便は大打撃。
効率的な移動ができなくなり、行きたかった場所に行けなくなる可能性も出てきた。

この問題については、砂漠の手配を依頼した旅行会社(6年前の旅でお世話になったサハラ砂漠の風)に相談し、バスの代わりに専用車をシェア利用することで何とか解決したのだが、西暦での年の区切りである年末年始なんて関係ないと思っていたイスラムの国でも最近は欧州からの影響の為か年末年始は休日になるらしく、私にとってはまさかの大きな落とし穴だった。

そんな訳で2月に航空券を購入した割には旅の全体像が全て固まったのは、半年後の8月下旬。

自分たちで動ける部分はモロッコ鉄道のONCFなどを利用して移動し、どうしても自力では手配できない部分だけを旅行会社に依頼するという形のプランとなった。

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そんな旅の様子を旅行記の本編に入る前に少しだけ紹介♪

全日程の中で旅行会社に手配を依頼したのは↓の内容。
1. フェズ-シャウエン往復のプライベート送迎
 (他の旅行者とのシェア車利用)
2. 砂漠でのアクティビティのアレンジ(5-9日目)
3. 大晦日&砂漠での宿泊(4-8日目)
4. フェズ→メルズーガ砂漠(サハラ砂漠)へのプライベート送迎

上記の項目の中で、4.に関してはフェズ→メルズーガへの夜行バスの利用も可能だ。
旅のプランニング時は夜行バス利用も考えたが、バス便は1日1本しかなく、年末年始の繁忙期ということを考慮すると、モロッコ到着後のバスチケットの取得では最悪の場合には満席で砂漠までの足が確保できないというトラブルも考えられたため、リスク回避のために夜行バスの利用は諦めた。
また、フェズ→メルズーガの路線沿いはモロッコの中でも地形の変化が面白く、野生のモロッコ猿に遭遇したり、グランドキャニオンの様な地形を眺めたりと、日中を走ってこそ楽しめる場所なので、時間的に余裕があるのならば日中移動がお勧めかな。

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フェズブルーと呼ばれる藍色の陶器で有名な街フェズ。

フェズの古都は【ガイドを付けなければ100%道に迷う】と言われているほどのラビリンス。
路地裏にはちょっと危ない場所もあり、ガイドを付けることを推奨されている町だ。

で、私達がガイドを雇ったかって?
リアド(邸宅ホテル)のおかみさんによれば半日:30ユーロ、1日:50ユーロでガイドを手配できるとのことだったが、私達がガイドなんて頼むわけはない。

日中を歩く分には観光客の安全性には問題がないという情報は貰っていたので、自分たちで歩き廻る方法を娘と私は選んだ。

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せっかくの迷宮都市、迷ってナンボでしょ。

自分の足で歩いて迷うことが、町を知る一番手っ取り早い方法。
ガイドに連れられて歩いたら、自分の肌で危険個所と安全個所を感じとることができなくなってしまう。
(写真:フェズのリアドのテラスから眺めるフェズの街並み)

だから、私達はガイドなしでの街歩き。

フェズの街歩きに危険が無かったか?と問われるとその答えはNoではない。
たちの悪い道案内人にメドレセへの道を教えてやると言われて、お土産屋に連れていかれたり、チップを要求されたりもした。

でも、フェズの人達は殆どが親切で優しい方たちばかり。
ガイドブックの地図を広げて道端でキョロキョロする東洋人の母娘に優しく道を教えてくれた。

そんなフェズの街歩きの様子を少しだけ動画で紹介♪
動画は、悪徳案内人にお土産屋へと連行される様子を後ろを歩く娘が撮影

youtube動画:https://youtu.be/lUXTP0YPyr8

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青の町シャウエンは娘の憧れの町。
彼女はシャウエンと呼ばれる町が何処の国にあるか知らなかったが、ずっと行ってみたいと思っていたそうだ。

だから、今回の旅で私がシャウエンを旅程に組み入れたと知った時の喜び様は凄かった。
ぜったいに自分では行くことの出来ない秘境の村だと思い込んでいたらしい。

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フェズから砂漠への八時間の移動日だって、ただ車に乗っているだけではなく途中の観光ポイントに立ちよったりと、なにかと面白い。

モワイアン アトラス(小アトラス山脈)の裾野の山には野生のサルが生息していて、運が良ければ彼らと遊ぶことができる。

猿の大好物はピーナッツ。
ピーナッツを手にそっと差し出すと、優しく受けってくれる。

奈良の鹿さん達よりはお行儀が良いようだ。

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