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酸素50%☆海抜5000mの絶景へ♪~祈りのタルチョたなびくガンダーラ

ホームステイをしながらトレッキングを楽しむインド旅。目標は海抜4950mの峠なのだけど、ちょっと頑張ったら5000m超えちゃった!?【ラダック女子旅-3 トレッキング2日目】

酸素50%☆海抜5000mの絶景へ♪~祈りのタルチョたなびくガンダーラ

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酸素50%☆海抜5000mの絶景へ♪~祈りのタルチョたなびくガンダーラ

2019年の夏旅は友人と共に北インドへ旅立ち、古くからのチベット文化が色濃く残るラダックを味わってきました。

ラダックでは様々な経験をしましたが、その中でも一番心に焼き付き、忘れることができないのが人生初となる標高域へのトレッキングでした。
歩いたのは、ガンダ・ラ峠(Ganda la Pass)を抜けるガンダ・ラ トレックで、その最高標高地点の海抜は4950m。

今まで私が経験したことのある標高はネパールのABCトレックの海抜4130mまでで、今回目指すのは更に820mをプラスした海抜。
ネパールの時でさえ10m歩くごとに肩で息をするような辛い状況だったのに、更にその上を狙うなんて大丈夫なのだろうか?
この計画を実行するに当たり、かなり悩みました。

でも、案ずるより産むが易し・・・。

高度順応のためにある程度のゆとりのある旅程を組み、高山病予防薬のDiamoxの力を借りながら、酸素の薄い空気の中で体を動かす事に徐々に慣らしていけば、大丈夫♪
トレッキング2日目に歩いた海抜4950mエリアは辛くなかったと云えば嘘になりますが、息が苦しい事を忘れるほど素晴らしい景色が広がる場所で、友人と二人でガンダ・ラ峠に立ち、緑・黄・青・白・赤の五色のタルチョを神と仏への感謝の気持ちを込めて奉納した時、「この場所に、私は呼ばれていたのかもしれない」、そんな風に感じました。

更に、体力に余力のあった私は、もう少しだけアグレッシブな行動にチャレンジ!
・・・せっかく海抜4950mに居るのだから、あともう少し登れば5000mを超えちゃう!?・・・
そんな風の囁きを耳にした私は、ガイドさんに「ちょっと行ってくるね」と耳打ち。
チャンスを掴まえられるのはチャンスが自分に向かって走ってきている時だけで、通り過ぎたチャンスは二度とは掴まえることは出来ません。
今回のチャンスを逃したら次はない!ならば、“やってみる”のが私流。

そして、酸素濃度が平地の約50%しかない海抜5000mの壁を超えてきました。

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★2019夏 インドの秘境ラダック ホームステイ&トレッキング旅 日程★
□6/29 NRT11:15-DEL17:00  AI307
□6/30 DEL6:45-IXL8:20 AI445 ホームステイ
□7/1 下ラダックのゴンパ巡り ホームステイ
□7/2 下ラダックのゴンパ巡り ホームステイ

☆7/3-7/5 Ganda la Passトレッキング(2泊3日)☆
□7/3 スキュー(3366m)→シンゴ(4138m)
    歩行時間:6時間 シンゴ村ホームステイ
■7/4  シンゴ(4138m)→ガンダ ラ峠(4950m)→ユルツェ(4148m)
    歩行時間:7時間 テント
□7/5  ユルツェ(4148m)→ジンチェン(3402m)
    歩行時間:3時間半
    女性自立支援アトリエ--Choglamsar村にて 
     Jig Gyas Guest House

□7/ 6  IXL 11:15-DEL 13:30 AI446
    DEL 21:15-8:45(7/7)NRT  AI306

ラダック内の手配(ガイド+運転手+宿泊):Hidden Himalaya

★2019夏 インドの秘境ラダック ホームステイ&トレッキング旅 旅行記★
【1】高山病・e-VISA・旅行準備
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29230/
【2】ガンダ・ラ トレック Day1
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29241/
【3】ガンダ・ラ トレック Day2
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29265/
【4】ガンダ・ラ トレック Day2&3
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29286/

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2019年7月4日
標高4138mのシンゴ村での目覚めは朝の5時。
友人はまだ寝ていたので、そっと起きだし身だしなみを整えたら、キッチンへ直行。

外気温は体感気温では10℃あるかないかだったが、キッチン内は薪ストーブの熱でポカポカ。
だから、ホームステイ(民泊)先のお母さんもこんなに薄着でOK

平たくしたパン生地はストーブ上の油に入れられたとたんにパンパンに膨らんで、揚げパンの出来上がり。
お母さんは「朝食はLadakhy Breadよ、暖かい内に召し上がれ」とアツアツの出来立てをサーブしてくれた。

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シンゴ村の宿の出発は、朝7時。
私たちは歩くスピードがゆっくりだから、他のトレッカーよりも早め早めに行動をする。

現在、シンゴ村には3軒しか家がないが、昔はもう少し大きな集落だったそうだ。
その名残が、私たちの歩く前方にあった。

平たい石が積まれた場所は、昔に住居があった土台部分。
でも、今は石垣の下の部分しか残っていない。

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村の中をロバたちが歩いていた。

ロバたちは6日間のロングトレックであるMarkha Valley Trek(マルカ・バレー・トレック)を歩くトレッカーのために、スキューに向かうとのこと。

もうすぐトレッキングの最盛期がやって来る。

夏は、近隣の村の馬やロバの殆どがトレッキングの随行馬(ロバ)として働いているそうだ。

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シンゴ村のゲートには、マニ・ウォールがあった。

マニ・ウォールにはマントラの書かれた石版が奉納されていることが多いが、この石板は珍しい曼荼羅(マンダラ)風マントラだ。   

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そして、ゲートには魔除けのBlue Sheepの頭蓋骨。

欧州のキリスト教を信仰する地域では、山羊の頭部は悪魔崇拝をイメージすることが多いのだが、ラダックでは山羊の頭部は村の守り神として存在している。
ゴツゴツの岩肌を疾風の如く自由自在に走りまわるBlue Sheepだからこそ、彼らのシンボルなのだろう。

もしかすると、その昔にキリスト教で忌み嫌われていた山羊の頭のイメージがラダックに長い時間をかけて伝わった時に、元々の意味の悪魔崇拝ではなく、悪魔に対抗する強いモノとして意味が変わっていたのかもしれない。

私たちにとってのBlue Sheepの山羊頭は、守り神。
神様に、行ってきます♪のご挨拶をしてから村の境界線を越えた。

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村の周囲は川が流れているので草原があり、草原では母牛とその子供のゾが朝のお散歩中。

彼等は朝7時過ぎにここへ連れてこられ、夕方は自主的に村の近くまで戻って来るそうだ。
牛たちは夕方以降の野生動物、特に狼やユキヒョウの怖さをよく知っている。
だから、日が暮れる前にヒトが準備した家畜小屋と言う名のシェルターへと避難する。

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歩き出して50分。

後ろを振り返ると、シンゴ村の緑地帯が遥か遠くに見える。

周囲の山に木々は無く、あるのは茶色い岩肌だけ。
でも、その岩肌もよく見ると様々な岩石で彩られ、美しい。

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この日に歩くのは、3日間の中ではちょっと長めのロングトレイル。
シンゴ村(4138m)→ガンダ・ラ峠(4950m)→ユルツェ村(4148m)で、歩行距離10km、総行時間:7時間のルートだ。

とは言うものの、急な山道は殆どなく、高標高で酸素が薄いという事を気にしなければ快適に歩けるルートだった。

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トレイル上では経典を納めたマニ・ウォールや小さなストゥーパをよく見かけるが、こんな漫画チックな神様の絵を見たのは、此処でだけ。

南米のマヤの神様にも似たそのお姿はユーモラスな雰囲気だが、一体、何の神様なのだろう。

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私たちの歩く速度は、おしゃべりしながらでも歩ける程度のゆったりとしたスピード。
でも、実際は歩きながら話すなんてとても無理。
さすがにこの標高だと歩くことに集中しないと息が上がってしまう。

ノンビリしたペースで歩いてはいたが、それでもゆっくりと高度は上がっていき、周囲からは草原が減り、目線の高さには残雪の残る斜面が見えてきた。

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メモ

【予算詳細】
・航空券 Air India 90696円/1人
・現地手配 74500円/1人
・海外旅行傷害保険 3410円/1人
・現地両替 50000円/2人
 (チップ、食事、現地交通費、宿泊費1泊分、土産代等)
・その他 6000円/1人
 (ステイ先への手土産、国内交通費等) 

支出合計:199696円/1人

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