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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

凸凹夫婦のベネズエラ・トレッキング旅。絶景を巡りながら家庭料理“アレパ”を教わり、巨大な1枚岩;830mの断崖絶壁に挑みます【アラフィフ&アラ還のベネズエラ-3】

世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

3月に相棒と共に訪れたベネズエラ。
旅先として南米ベネズエラを選んだ理由は、手つかずの自然。
まだ、発見されてから日も浅い台地;ギアナ高地のLost Worldがその目的でした。

しかし、近年のベネズエラは政治が混迷し相反する二人が大統領として名乗りを上げその国内状態も安定しているとは決して言えない状態で、旅の途中であっても自身に危険が及ぶことが予期される事態が少しでもあったら即刻、旅は中止するしかない。
そんな状況で旅立ち、現地入りしました。

そして、ベネズエラで過ごした12日間。
米国系の報道が示すように、国内ではハイパーインフレが起き、流通商品の価格は時価。
拠点とした地方都市;プエルトオルダス市のスーパーは電気が消えて真っ暗、商品を扱うのは闇市のみという状況を目の当たりにしました。
でも、そこで暮らす市民の様子はというと子供たちは毎日スクールバスで学校へと通い、幼児を連れたお母さんが公園で子供たちを遊ばせ、田舎道の脇では即席の屋台が軽食を販売する・・・そんな日常の風景が広がっていた。
スーパーから消えてしまった商品も本当に国内に無いのではなく市民はそれなりのルートで日用品や食料を確保し、生活していました。

日本で報道されているベネズエラの現状を告げるニュースと、私たちが現地で目にした光景。 
何が真実で、何が情報操作された物語なのか。
これは旅を終え、旅行記を綴っている今でも、私には分かりません。
しかし、言えることは1つ。

どんな状況であっても、ベネズエラには、今のこの瞬間にもそこで暮らし、生活をしている人達が居ます。

例え報道されるニュース;それが多少のバイアスをかけられた一部の国にとって都合のよい内容であっても、世界各国の報道でベネズエラの現状が取り上げられ、腐敗しきった大統領が率いる賄賂まみれの政治家たちの悪事がニュースを耳にしたヒトの記憶に残ること。

それが、大事なのです。

独裁者国家は世界中に数多くありますが、今の独裁者が存在する限り、ベネズエラに落ち着いて安心して子育てができる平和な日常がやって来ることを期待するのは難しいと思います。
欧米各国によるリードで、ベネズエラがまともな指導者を抱く国になる日が来ることを祈っています。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

☆★☆2019年3月-ギアナ高地トレッキング 旅程☆★☆
・3/2 NRT18:25-DFW-MIA21:38 マイアミ宿泊
・3/3 MIA- BLA(ベネズエラ)プエルトオルダス宿泊
・3/4 Paraitepuiへ移動(9時間)パライテプイ宿泊
・3/5-3/11 ロライマ山 6泊7日 トレッキング
  3/5 Day1:パライテプイ村→クカナン・キャンプ
 □3/6 Day2:クカナン・キャンプ→ロライマ・ベースキャンプ
 □3/7 Day3:ロライマ・ベースキャンプ→カラカス・キャンプ
  3/8 Day4:カラカス・キャンプ→The Prow→クワティ・キャンプ
  3/9 Day5:クワティ・キャンプ→プリンシパル・キャンプ
  3/10 Day6:プリンシパル・キャンプ→クカナン・キャンプ
  3/11 Day7:クカナン・キャンプ→パライテプイ村
・3/12 Puerto Ordasへ移動(9時間) プエルトオルダス宿泊
・3/13 エンジェルフォールへ カナイマ宿泊
・3/14 エンジェルフォール遊覧飛行 プエルトオルダス宿泊
・3/15 BLA18:00-MIA21:00
・3/16 MIA06:50-CHI-
・3/17 NRT15:30

☆★☆2019年3月-ギアナ高地トレッキング 旅行記☆★☆
【1】旅の序章 -アクセス・安全情報など  Lost Worldへhttps://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29023/
【2】ロライマ・トレッキング Day1 -プリプリ悪魔の洗礼
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29043/
【3】ロライマ・トレッキング Day2&3 -魔境の台地へ 
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29307/
【4】ロライマ・トレッキング Day3(PM) -水溜まりの楽園
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29319/

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

相棒と私がベネズエラへと入ったのは、2019年3月3日。
バルセロナ空港から入国し、1日半をかけロライマ山トレッキングの拠点となるパライテプイ村へと到着した。
ロライマ山のトレッキングは、パライテプイ村を始点として6泊7日のロング・トレック。
歩き始めの初日(3/5)から川を渡渉したり、プリプリの手痛い洗礼を受けたりとなかなかのアドベンチャー旅。 

そして、今回綴る旅行記-3ではトレッキング2日目と3日目の様子を紹介♪
事前情報が乏しかったロライマ山トレッキングなので、日々、目にする光景が予期しないモノばかりで新鮮だった。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

2019年3月6日
昨晩は、今回のトレッキングで初めてのテント泊。

クカナン・キャンプ(以下クカナンC.)は川も近くて目の前にはギアナ高地が誇る二つのテーブル・マウンテンであるクカナン山とロライマ山が聳える最高のロケーションだったのだが、悩まされたのがプリプリと言われる小さな吸血昆虫。
日中に川の近くにいるとプリプリ悪魔が静かに忍び寄ってきて、柔らかい皮膚を狙って集中攻撃。
プリプリは吸血する時に麻酔成分を対象生物の体に注入するが、この成分が夜も眠れないほどのひどい痒みを伴う。

昨日の日中に川で水浴びをした私たちは見事にプリプリの食料となり、夜に痒みで目が覚めバックパックをガサゴソと探り、かゆみ止めを探すこととなった。

この写真の朝(6時)はプリプリが活動を始めるにはまだ気温も低く、見晴らしの良い草原に立ち、クカナン山を眺めることができた。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

朝食は7時で、食べ終えた7時半にすぐに出発。
テントや大きな荷物はポーターさん達が運んでくれるので、私たちは水や雨具などの歩く時の最低限の物をバックパックに入れ、歩き出す。

この日のトレッキングは、ロライマ山の麓がその目的地だ。

3月のギアナ高地は乾季の終わりなので、大地はカラカラで六角形にひび割れている。

六角形の亀甲構造と言えば、ボリビアのウユニ塩湖、デスバレーの塩原、そして柱状節理などでもおなじみの自然界で最も安定形であると云われる形。
土から水分が抜けると、大地もまた、六角形の形となるようだ。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

そんな乾いた大地だが、草が生え花を付けていた。

ガイドのFekixによると、この辺りの植物の根はかなり地中深くまで潜り、地中深層部の水分を吸収するのに適した形に進化しているとのことだ。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

トレッキング2日目の行程を示すとこんな感じ(写真)。

歩き始めのクカナンC.。
目的地のロライマ・ベースキャンプ(以下ロライマB.C.)までの歩行距離は約9kmで、コースタイムは5時間半とそれほど長くは無い。

9kmしか歩かないのになぜ朝7時半という早い時間に出発するのかと言うと、標高差がそれなりにある上に、炎天下のトレイルだから。
正午を過ぎると外気は30℃以上にも達するのだが、トレイルに日陰は一切なく、一気に高度を上げるトレイルはかなり辛い。

だからこの日は暑い時間がやって来る前に目的地に到着しよう作戦となった。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

クカナンC.からロライマB.C.への道はどんどん標高を上げつつ歩くために、その植生の変化が目まぐるしい。
サバンナ地帯を抜け少し登り始めると、それまで目にしなかった植物の姿が次々と出てきた。

ガイドによると、この辺りはサバンナの草原植物とロライマ山やクカナン山にしかない希少な植物が混じりあって生育している場所で非常に貴重なエリアだという事だ。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

この写真の植物などは、如何にも高山性の食虫植物っぽい雰囲気。
葉が壺状に重なり、中には雨水なのか液体がたまっていた。

でも食虫植物ではなく、ギアナ高地全域でよく見られる植物とのことだったが、この植物を見かけたら、葉の間をチェック!

この辺りに特有のカエルや昆虫が居ることが多いそうだ。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

午前をフルに使って連続した登りを歩くのはかなり辛いのではないか…と歩き始める前は思っていたが、実際に歩き出したら、景色の変化や植物を見つけるのが楽しくて、11時には本日の目的地であるロライマB.C.へ到着。

ロライマB.C.はその名前;ベースキャンプが示すようにロライマ山への登頂のベースとなる場所だ。

本来ならば、朝7時半に出発したクカナンC.からロライマB.C.へは5時間位はかかる筈だったが、楽しくサクサク歩けて、実際にかかったのは3時間半。
ガイドの経験でもここまで短時間で登った事はあまりないそうだが、その勝因は雲かな。

この日の朝は晴れていたものの午前9時から11時頃までは灰色の雲が空を覆い、遠くではシャワーとなっているのが見て取れる天気で、気温が予想以上に上がらなく、快適に歩けた。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

ロライマB.C.のキャンプエリアは、ロライマ山の岩壁の真下。

ロライマ山の全景を眺めるには最高の場所だ。

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世界最後の魔境へ☆巨大な一枚岩の壁を登る!【ロライマ山Day2&3 】

予想以上に早くにこの日の目的地へと到着してしまったので、私たちもガイドさんも好きな場所に陣取って、目の前のロライマ山や遠くのクカナン山を見ながらリラックス・タイム。

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メモ

・航空券
 NRT-MIA往復 282440円/二人
 MIA-BLA往復 973USドル/二人(AVIOR公式サイト予約:スペイン語)

・マイアミの宿 
 Red Roof Inn PLUS+ Miami Airport 144USドル/ツインルーム

・ベネズエラ国内手配
 6240USドル/二人

・雑費(海外旅行傷害保険等モロモロ)日本円
 26520円/二人

・現地チップ+入場料等
 645USドル/二人

・現地食費
 90USドル/二人
 

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