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ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

ギアナ高地、そこは2億年前の大陸大移動で下界から切り離されたAmagingな土地!私たちの常識とは異なるカエルや植物たちの楽園でした【アラフィフ&アラ還のベネズエラ-4】

ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

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ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

想像もつかない程の遠い昔、人類が2億年と数える昔。 
青く輝く地球に浮かぶ、たったひとつの巨大大陸の分裂が始まりました。

分裂し始めた大陸の名は、パンゲア。
地球の中心で揺蕩うマントルはパンゲア大陸の地表をゆっくりと時間をかけて引き裂き、熱せられたマグマが深い海底の裂け目から噴きだし、冷ややかな海を沸騰させ、火山から流れ出た溶岩は大地を焼きました。

分裂したパンゲア大陸の一部は、ゴンドワナ大陸と呼ばれる大きな陸地となりましたが、そのゴンドワナ大陸すらも巨大なパワーを持つマントルには逆らえずに次々と引きちぎられ、現在の五大陸が出来上がるトリガーとなったのです。
そして、地殻変動により生じた高熱や毒性ガスは、古生代を生きていた多くの生物や植物の命を損ね、絶滅へと導きました。

大陸大移動から、長い時を経た1937年10月。
今から約80年前に、アメリカ人飛行家であるジミー・エンジェルが世界を驚かせる大発見を成し遂げました。
大発見とは、それまで誰も見つけることのなかった密林に囲まれたテーブル・マウンテン(台地)で、そこには2億年前に起きた未曾有の地球の大分裂を乗り越えた古生代の地質、大地が、2億年前とそのまま同じ状態で残されていました。

何故、地球上でそこだけが大陸大移動を経てもなお、大昔の状態を保ったままでいられたのか。

そのテーブル・マウンテンのあるエリアは、ゴンドワナ大陸が引き裂かれる時にちょうど移動の回転軸となった地域で、奇跡的に大陸大移動による大きな損害を受けることなく、2億年前の太古の自然の姿を現代に残すことになったのです。

ジミー・エンジェルが発見した地域の名は、ギアナ高地。
ギアナ高地に聳える外界から隔離されたテプイ(テーブル・マウンテン)の上では、古生代の生き残りたちが独自の進化を遂げ、今なお、その命を繋いでいます。

【表紙写真:ロライマ山域で独自の進化を遂げた蛙:オリオフリネラ】

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ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

☆★☆2019年3月-ギアナ高地トレッキング 旅程☆★☆
・3/2 NRT18:25-DFW-MIA21:38 マイアミ宿泊
・3/3 MIA- BLA(ベネズエラ)プエルトオルダス宿泊
・3/4 Paraitepuiへ移動(9時間)パライテプイ宿泊
・3/5-3/11 ロライマ山 6泊7日 トレッキング
  3/5 Day1:パライテプイ村→クカナン・キャンプ
  3/6 Day2:クカナン・キャンプ→ロライマ・ベースキャンプ
 □3/7 Day3:ロライマ・ベースキャンプ→カラカス・キャンプ
  3/8 Day4:カラカス・キャンプ→The Prow→クワティ・キャンプ
  3/9 Day5:クワティ・キャンプ→プリンシパル・キャンプ
  3/10 Day6:プリンシパル・キャンプ→クカナン・キャンプ
  3/11 Day7:クカナン・キャンプ→パライテプイ村
・3/12 Puerto Ordasへ移動(9時間) プエルトオルダス宿泊
・3/13 エンジェルフォールへ カナイマ宿泊
・3/14 エンジェルフォール遊覧飛行 プエルトオルダス宿泊
・3/15 BLA18:00-MIA21:00
・3/16 MIA06:50-CHI-
・3/17 NRT15:30

☆★☆2019年3月-ギアナ高地トレッキング 旅行記☆★☆
【1】旅の序章 -アクセス・安全情報など  Lost Worldへhttps://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29023/
【2】ロライマ・トレッキング Day1 -プリプリ悪魔の洗礼
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29043/
【3】ロライマ・トレッキング Day2&3 -魔境の台地へ 
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29307/
【4】ロライマ・トレッキング Day3(PM) -水溜まりの楽園
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29319/
【5】ロライマ・トレッキング Day4 -世界の果てThe Prowへ
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29394/
【6】ロライマ・トレッキング Day4&5 -サイバー攻撃で絶体絶命
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29423/

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ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

昔々、まだお下げ髪を結っていた子供時代に読んだ本“LOST WORLD”。
その失われた世界に憧れ、ロライマ山へのトレッキングを開始したのは3日前。

パライテプイ村から25km、標高差1700mを歩き、ギアナ高地のサバンナに聳えるロライマ・テプイの山頂エリアへとやってきた。

テプイとは現地の先住民族であるペモン族の言葉で、Table Mountain(台地)を意味する言葉。
ゴンドワナ大陸の名残である太古の自然がそのまま残る、下界と切り離された世界。
テプイの上には、下界の時間とは切り離された時を過ごした、独自の進化を遂げた不思議な生き物たちが居る。

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ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

2019年3月7日。
ロライマ・ベースキャンプを7:45に出発した私たちは、憧れのロライマ・テプイの上に11:15に到着した。(ここまでの様子は旅行記3で紹介)

この日のトレッキングは7日間の行程の中で一番危険度が高いルートで、830mのテプイの壁にチャレンジし、ようやく山頂エリアに辿り着いた時には、かなり疲れた状態。
だから、ガイドのFelixも此処で少し長めの休憩を取ってくれた。

疲れていた私がそこで、ゆっくり休んだかって?

とんでもない。
初めて眺めるテプイの世界は、Amazing!

休憩している相棒を横目に、私は早速、自然観察タイム。

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ロライマ・テプイの上には大きな樹木は少ないが、地面から50cmの高さにあるのは植物たちの小宇宙。

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見たことも無い花たちが、彼方此方で咲いていた。   

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サボテンの様な特徴を持つ植物は、葉の縁取りがワインレッドでオシャレ。

未だ固い蕾は開くのには、もう少し時間がかかりそうだ。

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ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

テプイの岩も、面白い。
河岸段丘の河川敷で見られるポットホールに似た岩の窪みがあった。
大昔、多分この場所は川だったのだろう。

そんな不思議な地形に惹かれて近づいたら、ガイドから鋭い注意の声。

その先はテプイの端で、切り立った崖が830m下にある熱帯雨林に向かってストンと落ちる場所。
それ以上、テプイの端には近づかない様に・・・と。

白い雲がテプイの端を覆い隠し、私も近づくまでそこが危険な場所だとは分からなかった。

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15分ほど休憩したら、歩き出す。

ロライマ・トレッキングのブログはそれほど多くは無く、頭の中には事前情報があまりない状態。
だから、どんな景色がこの先に現れるのか、想像がつかない。

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ゴンドワナの秘密☆Amazingな生物たちの楽園【ロライマ山Day3 】

白いガスで覆われ、前方が見えないテプイの上。
一歩進む度に、前方の景色が少しずつクリアになってくる感じ。

そんな中をガイドのFelixは道を選びつつ目的地に向かい歩く。

ロライマ山頂には、道標のような看板はどこもない。
テーブル・マウンテンという呼び名から、山頂エリアはだだっ広く見晴らしの良いエリアなのかと想像していたが、実際はそんなことはなく、高さ10mはありそうな大きな岩やクレバスの様に鋭くえぐれた谷があり、目的地に向けてまっすぐ歩くことは難しい。 

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しかし、そんなテーブル・マウンテンだが、目印となるモノもあるようだ。
その一つが、この写真のTortuga(トルトゥーガ)と呼ばれる岩。

Tortugaはスペイン語で亀を表す。
亀が丸い石の上に載ってバランス遊びしているようにも見える(右が頭、左が後ろ足)。

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大きな岩に囲まれたエリアを抜けると、今度は湿地帯。
石の上を渡り歩く。

前を歩くガイドのFelixに「この霧の中では、目的地の方向が分からないのでは?」と問うと「私の頭の中にはGPSが埋め込まれているからね」と冗談ともつかない返事。

さすが、40年もトレッキング・ガイドをやっていると、この状態でも方向が分かるらしい。

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メモ

・航空券
 NRT-MIA往復 282440円/二人
 MIA-BLA往復 973USドル/二人(AVIOR公式サイト予約:スペイン語)

・マイアミの宿 
 Red Roof Inn PLUS+ Miami Airport 144USドル/ツインルーム

・ベネズエラ国内手配
 6240USドル/二人

・雑費(海外旅行傷害保険等モロモロ)日本円
 26520円/二人

・現地チップ+入場料等
 645USドル/二人

・現地食費
 90USドル/二人
 

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