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美しきもの 闇に輝く/国民を苦しめているのは、誰?

2019年の秋、イランでは石油価格高騰に反対する暴動が起き、政府が全ての通信手段を遮断した。イランの国民を苦しめるのは誰?米国?もし、日本がその一因だととしたら・・・【75歳の母と歩くペルシア-3】

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美しきもの 闇に輝く/国民を苦しめているのは、誰?

2019年の年末から2020年の年始にかけての1週間、75歳の母と共にイラン・イスラム共和国を旅してきました。

イラン初日は、イラン南部の町Shiraz(シラーズ)の町散策。
モスクワ、テヘラン経由でイランのシラーズに到着したその足で世界遺産;エラム庭園へ向かい、イランの奥深い歴史を学んだり、ミラーモスクでは鏡張りの聖廟のその美しさに驚嘆し、お坊さんからクルーアン(コーラン)の意味を教えていただいたりと、ガイドさんと共に濃厚な時を過ごしました。

そして、ランチを終えた午後からは母と私の二人の時間。
ホテルに荷物を預けたら、のんびりと町さんぽ。

日本で目覚めたのが昨日の朝5時。
それから30時間以上まともに寝ていないので体はかなり疲れていましたが、憧れのイランに到着した興奮からかアドレナリンが大放出され、目は冴え冴え。

母と二人の町散策では、夜の真っ暗な裏道で道に迷い、コレハマズイカモ・・・と言う状況に陥りつつも度胸で脱出!

闇に輝くマスジェデで、イランでの初夜を堪能しました。

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☆2019/12/28-2020/1/5 イラン旅日程☆
12/28 モスクワ経由でテヘランへ
       SU263 & SU812
■12/29 国内線でシラーズへ シラーズ観光
□12/30 シラーズ
□12/31 ペルセポリス
□1/1  イスファハーン
□1/2  イスファハーン&カーシャン
□1/3  カーシャン&アビヤネ村
□1/4   イスタンブールへ TK879
      イスタンブール トランジット観光 
□1/5   夜に日本着 TK052

☆75歳の母と歩くペルシア 旅行記☆
☆75歳の母と歩くペルシア 旅行記☆
【1】悪の枢軸国へ  https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29714/
【2】チャドルを纏って即席美女!? https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29761/
【3】美しきもの、闇に輝く https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29767/
【4】砂漠の薔薇が花開く https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29780/
【5】イランのピンクレイク https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29823/

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イランで初めてとなる食事(ランチ)は、シラーズでも有名なレストラン;シャーテル・アッバースの本店へ。

チヤイハネっぽく設えた客席のシャーテル・アッバースは、ガイドブックの歩き方にもケバブの人気店として名前が載っているレストランだ。

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レストランの扉を開けると目の前にあるのはキッチンで、コックさん達が生地をこねてパンを焼いていた。

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私たちが興味津々にキッチンの中を覗き込むと、料理人のおじさん達がこっちにおいでよと厨房の中へ招き入れてくれて、火が燃えさかるパン焼き釜を見せてくれた。

イランのパンの焼き方には色々あり、このレストランでは釜の内側に生地を貼り付けて焼くタイプらしい。

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イランで初めてのレストラン。

何を食べようかな!!とワクワクしながらメニューを開いたら、メニューの文字は、私には解読不可能な文字。
料理名も、数字もペルシア語(アラビア文字)で書かれているので、料理の種類もその価格すら判別不可だった。

だから、ガイドの阪野さんにメニューの解説をお願いした。

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サラダ、肉料理、魚料理などなどイランの伝統料理も含めて色々あったが、イラン初の食事なので、阪野さんのお勧めをお願いすることに。
母と私はそんなにたくさんは食べられないのでメインのお料理は二人でワンプレートをシェアする形とした。

オーダーしたのは、養殖マスのグリル、挽肉のケバブ(ペルシア語ではキュバーブ)、サラダとスープ、飲み物にはザクロ・ジュース。
スープはシラーズの伝統的な母の味であるギャンドンで、押し麦をベースに香草や人参が入っているギャンドンはモロッコのハリラ・スープ風な見た目で、クミンが入ればハリラそのものになりそうな味だった。

お肉には白米とパンがついていて、そのパンも勿論、釜での焼きたてホヤホヤ。
白米はお焦げ風に焼いてあり、その香りが更に食欲をそそる。

どのお料理も美味しかったが、魚とケバブのプレートは量が多めかな。
お会計は3人分で2,100,000(210万)リアル=(約2,100円)。
このレストランでは挽肉のケバブが1皿500,000(50万)リアル(約500円)前後なので、シラーズの中では高級レストラン扱いかもしれない。

阪野さんからの情報によると、イラン人の月収は平均月収で200米ドルと云うことなので、月収の1/10のランチ代というのは、決してお手軽価格のランチではないと思う。

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昼食後の14時半にシラーズで二晩をお世話になるエラム・ホテルへとチェックイン。
本日の阪野さんによる観光ガイドはこのホテルまでなので、部屋に荷物を入れたら、母と私は二人だけで再びシラーズの町へと散策に出かける。

エラム・ホテルがあるのはシラーズ中心部の外れ。
外れと云ってもバザールまで徒歩15分の距離で、ホテルは大通りに面しているので、夜に出歩いても治安には全く問題が無い立地。
宿泊場所としては悪くはない宿だ。

ただ、難点を云えば、朝食の内容がイマイチで今回のイラン旅で宿泊した宿の中で一番しょぼい朝食だった。
一応、観光ホテルというポジションだが、どちらかと言えばビジネスホテルに近いカテゴリーだろう。

でも、フロント・スタッフの雰囲気も対応も良かったし、部屋のシャワーの湯温や湯量も問題なく、部屋も清潔で初日にはウェルカムティーも貰えたし、エラム・ホテルがシラーズ観光にお勧めの宿であることには違いない。

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15時、MapsMeのオフライン地図とGPSを頼りに町散策へと歩き出す。

宿からシラーズ中心部へのアクセスはホテルの前を走るザンド通り(Karim Khan-e Zand St.)沿いに歩くだけ。
この通りには、その通りの名付け親でもあるザンド時代のキャリム・ハーン(王)の城と城壁が今でも残っている。

キャリム・ハーン城塞の前で見つけたのは、I Love Shirazの看板。

最近は何処の観光地でも見かけるお決まりの光景だが、その白い文字は城塞のある風景ととてもマッチしていた。

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町散歩で私たちが目指していたのは、聖人廟であるシャー・チェラーグ廟。

ここは、入口で案内人を頼まないと敷地内に観光客は入ることはできなく、大きな荷物は入口の手荷物預所に預けなければならない。

また観光客はシャー・チェラーグ廟の敷地内に入ることはできるが、祈りの場である聖廟の礼拝室内へは入れるのはムスリム(イスラム教を信仰する信徒)のみで、観光客は聖廟の外観のみの見学が許されている。

更に写真撮影は建物の外観のみ可能なのだが、スマホでしか撮影は許可されない。
一眼カメラやコンデジは聖廟の敷地内に持ち込むことすらできなく、大きな荷物同様に聖廟入口にある手荷物預かり所へ預けなくてはいけない。

礼拝室内に関しては、一部だけ観光客が入ることもできるエリアがあり、案内人が連れて行ってくれる。

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実は、私たちはシャー・チェラーグ廟では二人の案内人に聖廟の敷地内を案内して貰った。

最初の案内人はお爺さんで、その人の説明がこれでもかというくらい下手で、更にやる気が空回りする方で、はっきり云って、何がこの聖廟の見所でポイントなのかがお爺さん案内人の説明だけでは理解できなかった。

だから、私たちは別な案内人に2回目のガイドをお願いして再び廟の敷地内へ。
その二人目の案内人が写真の女性のミナさん。
ミナさんは工科大学の学生で授業の終わった時間帯にボランティアで案内人をやっていると云う話だった。
彼女は現役の学生ということもあり英語も流暢で、私たちの質問にも的確に答えてくれた。

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そして、ミナさんは私たちにとっておきの情報を教えてくれた。

その情報とは、シャー・チェラーグ廟が美しく輝き出すのは、逢魔が刻。
夕暮れの景色は絶対にお勧め!!!と。
だから、母と私はミナさんに一通り説明してもらい彼女と別れた後も聖廟の敷地内に残り、暮れゆく光景を眺めることに・・・。

私たちは、ミナさんの言葉が真実である・・・と実感した。

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メモ

【支出内訳】
国際線航空機:アエロフロート+ターキッシュ=255311円
イランの国内手配:1900米ドル
イランリアルへの両替:200米ドル 
イランとイスタンブール(乗継)観光・チップ・お土産など:約300米ドル
その他雑費:約2万円

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