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神秘の絶景☆ドラゴン 天翔 - 太古の白輝龍が棲まう 岩窟宮へ

遥か昔の数十万年前、阿蘇火山の噴火で巨大な火砕流が発生し草木は一瞬で燃え尽き、地表は熱いマグマで覆われました。そして冷えた溶岩が残したのが巨大な柱状節理。六角形の柱が立ち並ぶその絶景は宮崎にありました

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今から数十万年前に阿蘇山の噴火で流れていた火砕流が作りだした絶景はまだまだ終わりではなく、次のターゲットは半島の付け根にある大御(おおみ)神社。

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大御神社の祭神はアマテラス(天照大御神)で、アマテラスの孫のニニギ(邇邇芸命)が高千穂に天孫降臨した際の地方視察で立ち寄った地に建立された神社で、ニニギは大海原を眺めてアマテラスの名において平安を祈願したといわれている。

また、そのアマテラスの子孫である神武天皇がこの地で大鯨を退治し、その矛を神社に収めたことからこのあたりの地名が“ほこ島”と呼ばれるようになり、歴史の中で“ほそ(細)島”へと名前を変えていったとの話も大御神社には残されている。

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神社は昭和13年に建て替えられ、その建材には高千穂地方の神社の境内木(杉材)が使われ、アマテラスに縁であることが建物からもわかる寺社なのだが、私がこの大御神社へ来た理由は、古事記とはなんの関係もない!

私が注目したのは、この風景。

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海に突き出す柱状節理の岩の上に沿うように建てられたこの社。

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こんな柱状節理萌えの神社なんて、他では目にすることはできない。

V字型に千木を突き出す神明造りに被さる木造銅板葺は切妻屋根と、波に洗われて鋭角な角が浮きだつ柱状節理の妙なるコラボレーション!
日本以外の他の国では絶対に見ることができない景色だし、岩と神社の対比がかっこよすぎる。

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大御神社の境内の海岸線には“さざれ石”もある。

さざれ石とは“君が代”の歌詞にもある“細石”と同じ石で、最初は小さな石ころであった小石が石に含まれるカルシウムや石灰をゆっくりと溶かしだし、その接着成分を用いて周囲の小石と結合し、最終的には巨石に成長した石のことだ。

“君が代”の歌詞にある“細石のいわおとなりて”の文言が、“小さな石が大きな巌(岩)となるまでの時間”という悠久の時を表しているのは有名な話。
でも、私は小5で君が代の歌詞を先生に教わるまで、その意味を“細石の岩音なりて(細石が打ち寄せる波でガラガラ海底で音を立てる様子)”だと思いこんでいた。

私にとっては“細石の岩音なりて”は笑い話だが、最近の小学校では“君が代”の歌詞の意味を教えていないのか子供たちはその意味を知らないようだ(あくまでも身近なリサーチなので、全国的にかどうかは知らないが…)。
“君が代”は美しい日本語の響きが並ぶ和文なので、その言葉の一つ一つが持つ意味を習っておいて損はないと思う。

注連縄が掛けられている写真の石も巨大なさざれ石で、これが神社建立の由来ともなったニニギが立った神座(カミクラ)であるとのことだが、神社のHPによると、宮司さんが「この立派なさざれ石がニニギが降り立ったといわれる石に違いない!」と確信して“神座”と命名した石だとのこと。

もしかしたら、神がかり的なことが起きて宮司さんが“この岩だ!”と直感した可能性もあるので何とも言えないが、この石の上にニニギが本当に立ったかどうかは怪しい部分が多い。

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また、そのさざれ石のすぐ真下には、水窟がありその中には大きな球形の玉石が沈んでいる。

この球は龍玉(ドラゴンボール)と呼ばれ、縄文時代からの遺跡の1つで、縄文人は螺旋状に岩窟の内側を削り、その中に命の源である角のない球形の石(龍玉)を入れて清らかな水を注ぎ、子孫繁栄を祈願したということだ。

縄文遺跡という点は周囲から出土している遺物から疑いのないところだが、子孫繁栄の祈願というのはその根拠はどこにあるのか?と若干首をかしげたくもなる。

しかし、ちょっと興味を惹かれるのが、縄文時代の人々がなぜに龍玉を納める石窟を平らな面に磨き上げずに、わざわざ岩の内側に螺旋模様の切り込みを入れたのかという点。
DNAやRNAの螺旋構造は生命(遺伝子)の源。
縄文人が本能的に螺旋構造が命の根源に関わると直感していたとするならば、人間の潜在的な力は底知れない。

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さて、話はGeoにもどり、大御神社境内の海岸線の更に凄い部分を紹介したい。

それは写真の赤と緑に色分けされたポールが立つ部分で、そこには↓のように書かれている。
赤:火砕流による柱状岩
緑:さざれ石

この海岸線では、数十万年前の阿蘇山の火砕流から作られた柱状節理と、礫岩が固まりさざれ石となった岩の境界線を見て、その上に立って、触ることができる。

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前の写真では岩に近すぎて岩の違いがよく分からなかったので、少し離れてさざれ石側に立ち海岸線を見ると、ポールの向こう側にある柱状の細長い岩の層との差は歴然。

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遠景で眺めると、大御神社が柱状節理の上にあることも、さらによく分かる。

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私達が大御神社を訪れたのは干潮がマックスの時間帯。
だから、満潮の時には海水の下となる海岸線も露出していて歩き放題。

せっかくだから波が引いた砂浜を歩いてみることに。

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満潮時には波の下になる部分がむき出しになり、かなり荒々しい光景だが、これもまた一興。


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メモ

〔旅の経費の詳細〕二人分の経費

・航空券 47560円
・宿泊 国民宿舎ホテル高千穂 22000円
 青島グランドホテル 20000円
・現地交通費(レンタカー高速+ガソリン代含) 23931円
・食事 9184円
・入場料 1600円
・その他 6476円

・合計 約13万円/二人

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