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突撃!ジモティ☆ベルベル教室♫ディープなモロッコの味わい方、教えちゃいます

ねぇ、そこの姐さん、とっておきのヤツが入ったんだけど、どぉ?ソイツを一度味わったら、二度と他のヤツは使えなくなるけどね。アンタがどうしてもって言うなら、教えてやるよ。ディープなモロッコの味わい方をね。

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突撃!ジモティ☆ベルベル教室♫ディープなモロッコの味わい方、教えちゃいます

2018年の年末年始は、アダルトを迎えた娘とモロッコへふたり旅で、フェズ、シャウエン、そして砂漠を巡る旅をプランニング。

旅の前半のフェズでは6年前のマラケシュ同様に道案内に騙され、またシャウエンでは青い麻薬に溺れそうになったりもしたが、ソレが旅と言うモノ。
先が予想できる旅はつまらない。

目が覚めたその時に、今日起きる未知の出来事に胸を膨らませ、ドキドキするのが旅と言うモノだ。

☆★☆2018年末-2019年始 アダルト娘と旅するモロッコ☆★☆
【1】別室連行から始まるモロッコ旅:https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28693/
【2】知られざるフェズを探して:https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28714/
【3】青の絶景に瘴気の谷を見た
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28823/
【4】もふもふ =^_^= ネコ 歩き
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/28952/
【5】黄金の野獣と・・・:
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29472/
【6】砂漠の一夜はLuxury♪
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29529/
【7】ディープなモロッコ
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29921/
【8】星降るサハラ
https://tabisuke.arukikata.co.jp/album/29933/

      ☆★☆ 旅程 ☆★☆
□12/27 成田空港発22時のエミレーツ航空でモロッコへ
□12/28 カサブランカ空港着13時 モロッコ国鉄でフェズへ移動
□12/29 フェズ1日観光
□12/30 シェアチャーター車でシャウエンへ シャウエン観光
□12/31 シャウエン観光 シェアチャーター車でフェズへ
□1/1  モアイワン・アトラス山脈を越えてメルズーガ砂漠へ
■1/2  地元の暮らしを体験し、駱駝で砂漠の真ん中へ
□1/3  ノマドのお宅にホームステイ
□1/4  駱駝で砂漠を縦断し、Ziz谷へ
□1/5  エルラシディア空港9時のモロッコ国営航空でカサブランカへ
    カサブランカ空港15時発のエミレーツ航空で日本へ
□1/6  成田空港着17時半


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砂漠の町メルズーガで朝を迎えた日(2019/1/3)も、未だ見ぬ未知の世界に心弾ませていた日で、夜明け前にヘッドライトを頼りに砂丘の上までサンライズを見にでかけ、太古の化石探しに胸をときめかせた。

そして、この日のこれからは、メルズーガ村へと連れて行ってもらい、そんじょそこらのツアーでは体験できない素のベルベルの風を感じる1日となる予定。

でも、その前に、私たちの旅のプランナーで水先案内人でもあるドライバーのハミドから「見てほしいものがあるから、村に行く前にある所へ立ち寄ってみないか」と提案があった。

私たちの旅には一応プランはあるが、ソレは変更自由自在の何でもありのプラン。
だから、お勧めのところがあるならば行きたい!と連れて行ってもらうことにした。

車は砂漠方向へと進路をとっていたのだが、目的としていた場所は砂漠ではなかった。

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そこにあったのは、6年前に私たちがこの砂漠の畔の村に来たときには、どこにもその姿がなかったモノ。

砂漠とは滅多に共存しない、湖だ。

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もともとオアシスのあった場所に発生したメルズーガ村なので、水が湧きあがる泉源が村の近くにあるのは普通のことで、年に数度、雨期の大雨の時にメルズーガ村の外れに1週間程度で消えてしまう幻の泉が生まれると言う話は、6年前に私もハミドから聞いて知っていた。

でも、この時に私たちの目の前にあったのは泉という規模ではなく、どう見ても湖。
その湖の湖畔にはフラミンゴが飛来し、長い首を湖面にさしこみ、エサをついばんでいた。

思わず、何コレ・・・と呟く私。

ハミドの説明によると、ここ何年かは雨期が終わって乾期の暑い時期を迎えても、泉の水は涸れることなく沸きだしていて、昔は幻の泉と呼ばれていた湖も、現在ではDayet Sriji湖(Lake of Merzougaが通称)と名前がつけられたそうだ。

Dayet Sriji湖では雨期に大雨が降ると湖水がオーバーフローし、周辺の草原(といっても礫漠に近い)にダメージを与えているとのこと。

アフリカで洪水というと、ナイルの大地の恵みをもたらす氾濫を連想するが、ここの洪水はナイルとは異なり湧き水と雨水がその源で、たちの悪いことに湖の塩分濃度がここ数年でどんどん高くなってきているらしい。

塩辛い水では、確かに草には悪影響しかないだろう。

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巨大な湖が作り出す水鏡に紅いサハラの砂丘が映し出される。
美しい景色かもしれないが、この景色を見ているとなんだか心がザワザワする。

きっと6年前にこの写真を見せられたら、「サハラのすぐ側にこんな大きな湖なんてあるはずはない。合成でしょ!」と言い切ってしまっていたと思う。

地殻の変動で地下の水脈が変わったのか、温暖化でアトラス山から溶け出す雪の量が増え、地下水の水量に影響を与えているのか、その理由は分からない。

自然が作り出した景色なのに、その中に何か潜むモノを感じる風景。

サハラ砂漠(メルズーガ砂漠)も時代と共に、変わってきているということだろうか。

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それでも、ここには6年前と変わらない景色もあった。

ソレは、草原で草を食む駱駝の姿。
この景色だけは、変わらずに居て欲しいな。

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Dayet Sriji湖を見た後は、予定通りメルズーガ村へ。
幹線道路を外れて、村の中へと車は進んでいく。

そして一軒のアドベ造りの家の前車を停め、私たちを下ろしたハミドは、
“Welcome to my House”と笑いながら、扉を開けてくれた。

そう、私たちがやってきたのは、私たちの旅の相棒でもあるハミドの実家。

ディープに味わうモロッコ旅の1つ目としてハミドにお願いしていたのが、砂漠の民ベルベルのお宅訪問。
とはいうものの、今はもう昔ながらの方式で;テントを張り砂漠の中で生活を送るノマド・スタイルのベルベルの民は非常に少なくなり、砂漠向こうに集落が1つか2つ残っているだけで、大半のベルベル人達は砂漠を出て、砂漠に一番近いオアシスにアドベで家を造り、生活をしている。

ハミドのご家族もそんなファミリーの一つで、昔は砂漠の裾野で生活をしていたそうだが、今はオアシスの周りに作られたメルズーガ村で暮らしている。
どうして、砂漠に暮らすベルベル人の多くが、故郷の砂漠での生活を離れたのかって?

その理由は、色々ある。
砂漠の中では電気はなく、燃料を駱駝で運んできて自家発電しなければTVも見られないし、スマホだって充電できない。
でも、そんなのは後付けの理由でしかない。

彼らが砂漠を離れた理由は、夏の酷暑。
サハラ砂漠の夏は暑いが、50年前はここ10年ほどに見られる異様な暑さにはならなかったそうだ。
しかし、近年のサハラの夏は砂漠の中のオアシスの周辺ですら、そこで生活を営むには厳しい暑さが続くようになり、砂漠のオアシスを渡り歩き、山羊などの牧畜をする遊牧民的な砂漠ノマドの生活は続行不可能となってしまった。

砂漠のオアシスは夏の暑さに耐えきれなくなり、その数を減らし、別の場所では水が湧き出し、周囲の農地に影響を与えている・・・ソレが今のサハラの現実だ。

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ハミドの家で私たちを最初に出迎えてくれたのは、ハミドの姪。

この写真はかなり私たちになれてきた頃に撮らせて貰ったので、顔から緊張は解けかかっているが・・・

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最初に、私たちが門をくぐった時の彼女の顔ときたら、完全にこわばっていた。

お母さんに、ご挨拶は?と促されても、その目は私と娘の間を行ったり来たり。
ハミドに目を向けると、幼児言葉で何かを話しかけていたが、きっと「このおばちゃんたち、誰? 扁平なお顔の人たちね!」とでも、話していたのかもしれない。

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この恥ずかしがり屋さんは、3歳になったばかりのテヒアちゃんで、知らないヒトが恥ずかしいのか、すぐにどこかへと隠れてしまう。

でも、やっぱり、私たちのことが気になるのだよね~。

扉の影からこちらをチラリ。

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最初はちょっとだけ顔を覗かしていたのに、だんだん大胆になり、部屋の扉から出たり入ったり。

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私たちはわざと声かけをせずに、彼女から緊張を解いて私たちに近づいてくるのを待つ作戦。

ほうら、娘と私の作戦がち♪

テヒアちゃんは扉の前に座ると、私たちに向けて何かを話しかけてきた。
しかし、私はベルベルどころかアラビア語だって分からない。

だから、ハミドに「テヒアちゃんは、何と言っているの」と聞いたら、ハミドも分からないのだって。
テヒアちゃんの言葉はまだ幼児語で、日頃一緒にいるオトナならばその態度や音から言わんとしていることを読み取る事ができるが、ハミドのように1ヶ月に1回くらいしかメルズーガの実家に帰宅していないと、テヒアちゃんの日々進化する幼児語は、分からないそうだ。

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