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欲にまみれた俗物が旅する聖書の地 ~ 神様って本当に存在するの!? ~
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前日に神戸空港から空路にて羽田空港まで移動し、その後はリムジンバスにて成田入りしました。同地にて宿泊です(→ 私の自宅からでは出国便の同日付搭乗はできないので…)
成田空港から香港までキャセイパシフィック航空での移動です。
香港にてテルアビブ行きの便に乗り換えることになります。
今回の旅は団体ツアーになるので、自分の意思で行程や見学先を決めることができません。これが結構精神的に辛いのですが…。
いつもは勝手気ままな一人旅なので。
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香港で中部国際空港から到着したツアー客と合流しました。
旅行社のパンフレットには中部から合流するオプションが記載されていなかったので、「???」の状態となりました。西に在住の私がそのようなオプションが可能なのであれば、何もわざわざ成田にまで行く必要はなかったので、時間とお金を浪費したことに若干腹立たしく思いました…はい。
ここでテルアビブ行きの エル・アル航空に乗り換えです。
セキュリティーの高さで名高いエル・アル航空
香港で搭乗手続きをおこなう段階からの質問攻め。当時は英語能力が「完全にゼロ」だったために、ツアーコンダクターの翻訳でどうにか切り抜けることができました。
また、荷物検査の何かで引っかかったために(その理由はいまに至るも不明…)、さらに時間を要することになりました。
搭乗ゲート前では靴の化学反応検査(おそらく液状爆薬を探知するために…)
ようやく搭乗できたかと思えば、収納テーブルの支えが故障していたために不愉快な思いをしました。
なお、香港からテルアビブまでの航路は一直線に飛行するものではなく、北上してロシア領に移動し、カザフスタン、コーカサス、トルコを通過する経路となります。安全第一のお国柄なので、中東上空を避けるのが背景にあると思われます。
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テルアビブに到着しました。
イスラエルへの入国に際して私自身は特に問題なかったのですが、同じツアー参加者様で2名の方が別室に連れていかれました。
お一人(男性)はサウジアラビアの入出国スタンプが旅券に押印されていたため。
お一人(女性)はリビアの入出国スタンプが旅券に押印されていたため。
イスラエルと友好的とは言い難い国への渡航歴があったために、いろいろと質問されたとのこと。
安全確保を何よりも優先するお国柄なので、過去に反イスラエル政策の国へと渡航歴のある人に対してはかなり神経質になっています。
全員が集合した後はバスでホテルに移動
夜も遅い時間であることと、長距離フライト(及び厳しい検査への緊張感)の疲労もあり、入浴後は素直に就寝いたしました。
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入国翌日の朝です。
朝食後にちょっとした冒険を敢行して、ホテル周辺の散策に出かけました。
宿泊ホテルは海岸の近くだったので、生まれてはじめて本物の地中海を目にしました。
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イスラエルといえばテロのイメージが強く、荒んだ雰囲気をイメージしていたのですが、朝のテルアビブは物静かで落ち着いていました。
聞くと見るとは大違い。
なお、私以外のツアー参加者も何名かが散策していたらしく、後にツアーコンダクターから「出かける際は一声お願いします」と注意喚起されました。
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皮なめし職人 シモンの家
いよいよ観光の開始です。
バスでヤッファまで移動しました。
イスラエルの観光らしく、訪れた場所は新約聖書に登場する「皮なめし職人 シモンの家」
私はクリスチャンではないので関連する聖書知識は皆無なのですが、この人物が従事していた職業は当時のユダヤ社会において不当な扱いを受けていたらしく、日本においてもそのような歴史的背景があり、遠く離れた両国なのに、昔から共通する部分があることに学ばされたものがあります。
なお、私の訪問時にはこの建物に入ることができず、外から見るだけになりました。
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ナポレオンの等身大人形(?)を発見しました。
歴史の紐をとけば、中東に遠征したナポレオンが1799年にこのヤッファにて、同地を守備するオスマン帝国軍と攻囲戦を繰り広げています。
関連絵画に『ヤッファのペスト患者を見舞うナポレオン』というのがあるらしいのですが、私はまったく知りませんでした。
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野良犬なのか飼い犬なのか不明
闘争本能がなさそうに見えるのは、私の偏見でしょうか…
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沖に見える(見えない?)はギリシャ神話で有名なアンドロメダの岩…お姫様が縛りつけられていた場所です。
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海辺のカイサリア
バスで「海辺のカイサリア」までやって来ました。
ここは古代パレスチナで良港として知られた場所です。
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海辺のカイサリア
ローマ統治時代の闘技場跡です。
この場所を散策していると、その昔あった洋画「ベン・ハー」の戦車レースが思いだされます。
ちなみに…この見事な晴天は、いわゆる「地中海性気候」の特徴でしょうか?
(参考リンク(ウィキペディア))
● ベン・ハー (1959年の映画)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC_(1959%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%98%A0%E7%94%BB)
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海辺のカイサリア
当時のローマ人が大好き(?)な柱廊です。
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