長谷寺
近鉄長谷寺駅から参道を通って徒歩15分で到着。立派な仁王門が迎えてくれます。
この時はご本尊の特別拝観があり、高さ10メートル以上もある仏像を間近で拝観することができました。近くで見ると仏像の顔までは見えないぐらいの高さでした。
長谷寺
長谷寺といえば、この長い廊です。ゆるい坂になっているので、思ったより上るのにつらくはなかったです。外の景色を眺めながらゆっくり上るのは楽しいです。
回廊を登り切ったところに紀貫之の梅の木があります。
長谷寺
境内の桜は満開で、下から見上げると本堂が桜に埋もれて見えます。牡丹も見事だそうです。長谷寺の舞台からはのどかで美しい景色が眺められます。またゆっくり訪れたいお寺です。
聖林寺
国宝に指定されている十一面観音を所蔵しているお寺です。今年の5月からトーハクで公開されるので、しばらく見られなくなるということで、足を延ばして拝観しました。桜井でもとてものどかな田園地帯にひっそりとあるお寺です。周りも静かなので、時間を忘れてのんびりできます。本尊は石造りの大きな地蔵菩薩です。
桜井駅から出ているバスは1時間に1本ですが、逃したら歩いても行けます。
安倍文殊院
聖林寺から桜井駅に戻り、徒歩で安倍文珠院へ。
ここには獅子に跨った文殊菩薩像があります。快慶作となっていますが、精緻で迫力のある仏像でした。
宝物館に入るには、お願い事をしながら時計回りに7回建物の外周を回ってから入ります。7回頑張って回ったのに、反時計回りに回っていたと建物に入ってから気づいてショック・・・。ここも桜が多く植えられていて、桜を見に来るのか、境内を散策する人が多かったです。
写真は境内にある古墳です。
大神神社
安倍文珠院から徒歩で桜井駅に戻り、JRで大神神社へ。
日本最古といわれている神社で立派な社殿があります。三つ鳥居という通常の鳥居とは違った形の鳥居が見られるのですが、今は拝観中止にしており、見ることはできませんでした。杜は静かで涼しくて、散策するのは楽しかったです。
大神神社
参道に変わった自動販売機が。関西初登場と書いてあるということは、関西以外の場所にはあるらしいですね、クレープ自販機。
大神神社にお参りした後は、また桜井駅に戻り、大和八木駅を経て本日の宿・下市口の民宿へ。
吉野駅/吉野線
翌朝8時頃の吉野線で吉野山へ。ケーブルカーが動く時間より早く到着したので、足で七曲りの坂を上がりました。1年前に坂は経験済みだったので、思いの外早く登れました。
写真は吉水神社からの一目千本の眺めのです。下千本の桜は見ごろでした。
中千本エリアでは善福寺、喜蔵院に立ち寄りました。善福寺ではお寺の方に仏像について解説していただき、ゆっくり過ごせました。
金峯山寺
今回の旅行の目的は金峯山寺の秘仏・金剛蔵王大権現の特別拝観です。以前に拝観してとても感激したので、見られなくなる前にぜひもう一度見たいと思って吉野までやってきました。
今回は3体の権現像のすぐ前まで近づいてお参りすることができるようになっていたので、じっくりお参できました。片足を上げて睨みつける権現様の迫力には圧倒されます。
2022年の仁王門修復作業が終わると御開帳される機会も少なくなるので、その御姿を目に焼き付けておきました。
金峯山寺
金峯山寺の境内から脳天神社に行けます。首から上にかけてご利益のある神社ということで、長い長い階段を降りて行きました。上に戻る時は足が上がらなくなりそうになりましたが、息を切らして階段を上がりました。やや狭い階段なので、足を止めると後ろが詰まる恐れがあるので、とまらず一気に登り切ります。
ケーブルカーの時間が合わなかったので、下山も徒歩で。足がガクガクになってしまいました。